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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
人事部、牧野氏のちょいちょいちょーいな件
98/146

EP98


「なんで呼ばれたかわかってんだろうな」怒。

って、井桁氏が言おうとしているのを前もって制止し、「今回、投書してくださったのは、牧野さんですか?」

「身に覚えがありません」

「なんだとごるあぁぁぁ!! もういっぺん言ってみろ!! 頭かち割ったろかい!!」

って、井桁氏が言う前に制止し、「牧野さんの職場が、どのような雰囲気か、聞かせてもらえませんか?」

「……別に普通ですよ」

「このクソやろうがよ、正直に言えって言ってんだよ!!」

って井桁氏が言う前に、「私は、この『千堂屋』を風通しの良い会社にしたいんです。だから牧野さんの協力が必要なんです」

私は、デスクの上にあるライトの電源を入れた。

「牧野さん、あなたの職場にパワハラ上司がいますね?」

「そんな……い、いねーよ」

「調べはついているんです。私たちは、そのパワハラ上司に、態度を改めてもらいたいと思っています。そのためには、本当にその方がパワハラ上司なのかどうか、まずは見極めなければいけません」

「…………」

「殴られたことありますか?」

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