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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
人事部、牧野氏のちょいちょいちょーいな件
97/146

EP97


「どうやら、くだんの人事部の上司は、鮫島さめじまさかえ課長のようですね〜」

佐久間さんが、30分ほどで戻り得てきた情報によると、鮫島課長は、ネチネチ型パワハラ上司のようで、ネチネチ型ゆえに、部下が反撃しにくく、パワハラがあまり表沙汰にならないようだとのこと。

「すごいですね、なんかもう捜査一課って感じです」

私がそう言うと、「これは会長のお手柄なんですよお〜」

「え? ママ、いや会長の?」

ママの方を見ると、(^з^) フフフン♪ って顔をされている。一体どういうことなの?

「まあ、あの投書をエサに、書いた張本人を釣ったってわけだから、成功ってことでいいんじゃねーのか」

「とにかく、鮫島課長と牧野さんの攻防を、確かめないと」

「本人に聞いてみますか? 要は、容疑者被疑者がゲロれば良い訳だろ?」

「おとなしくゲロりますかね?」

佐久間さんが、「いげちゃんにまかせたらいいんじゃないですかあ?」と、のほほんと言う。

「私も一緒に話を聞きたいです。牧野さんを呼びましょう」

そして私たちは、牧野さんを呼び出して、役員室にこもった。

社長、副社長、秘書、そして会長を前にして、牧野さんは緊張の面持ちだ。

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