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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
副社長 佐久間のチラッ恋心
93/146

EP93


お借りした清掃ウェアに身を包み、「もちろんですよ! 松原さんの情報によると、ブラックと書いた張本人は、人事部の牧野さんではないかとのことでしたね?」

「はい、貼り紙を見て、何度も舌打ちする音を、この耳ではっきり聞いたわけですよ」

「みたいですね。ただ、それが本当に真実なのか? 真実であれば、なぜそのようなことを書いたのか、そしてその不満など詳細を、できれば探りたいのです」

「奥様、なかなか大胆不敵な方ですねい」

「では、こちらのモップをお借りしますね」

私は、モップをかけるふりをしながら、投書箱近くをウロウロします。

(あら、でも別にモップをかけるふりではなくて良いのではないかしら)

掃除なら、自宅でもススイのスイでこなしていますし、どうせモップをかけるなら、きれいにすればいいだけ。

私はそう思い直すと、モップに力を入れてゴシゴシと擦ったのでした。

「おばちゃん、新人さん?」

「はい」

声をかけられましたので振り向くと、そこには人事部の牧野さんが。

いきなり敵に遭遇してしまいましたが、慌てない慌てないひと休みひと休み。

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