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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
多様性です、佐伯良之介さんとの会話
83/146

EP83


すると、佐伯さんがあたふたとしながら「社長!! 全社員のを作るんですか?」と聞いてくるので、私もあたふたと答える。

「ももももちろんですよ! どちらの名札を付けてもOKに、しましょうや」

「そんな……私だけのために……」

「そんなことありませんよ。もしかして、苗字だけの名札が良いのにって思ってる人も、他にいるかもです。例えば、名前をイジられるとか、嫌いな上司に名前を『ちゃん』呼びされるとか」

佐伯さんが、ホッとした顔を浮かべる。

「それにしても、噂をすると本人がクシャミするって、都市伝説だと思ってましたけど……本当でしたね」

「ほんとです。マジなやつでした」

二人で目を丸くする。

「また今度一緒に、ドS氏の噂話に付き合ってください。私もねえ、攻撃したい時があるんですよ〜〜」

「それって、藁人形的な攻撃ですよね」

「面と向かっては言えないんですよ。恐いから」

散々笑い合ってから、その場で佐伯さんとは別れた。

あーなんかスッキリしたあ。

井桁さんに、カワウソ可愛いを忘れ去られて、ちょいザマあを仕掛けたくなっていたところだったので。

クシャミ攻撃、最高。

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