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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
多様性です、佐伯良之介さんとの会話
82/146

EP82


「はい。わかりました?」

「リクエストの投書のアドバイスからも、その通りの印象でした」

「あはは。確か佐伯さんのお悩みのときも、『悩むな』の一言だったですもんね」

私と佐伯さんは顔を見合わせて、笑った。良かった、佐伯さんの緊張もほぐれてきたみたいだ。

「もちろん、匿名の投書で相談してくれてもOKです。ここ、こうしたら良いんじゃないかとか、お給料を上げてくれ以外なら、ちゃんと受け取りますので」

佐伯さんは、さらにふふふと笑い、ありがとうございますと頭を下げた。

そして私はさっそく、その場で井桁さんに電話した。

「あ、もしもし? 井桁さんですか? 」

『はい、ふぇっくしょーん……あーすみません、さっきからクシャミが止まらなくって。で? なんのご用件でしたか? はっくしょーい』

スマホから漏れる井桁さんのクシャミ連発に、私たちは声を殺して笑う。

「大丈夫ですかあ〜風邪かなあ〜〜(棒読み)えっとですね、社員さんの名札なんですが、至急苗字だけのパターンを作ってもらえますか?」

『え!? な、なん、で……はっくしょんふぇっくしょん……はーー。つら。ま、了解しました。それでどなたのやつを?』

「全社員」

『ん? は?』

「だから、全社員です」

『……わか……りまし……た』

「クシャミが終わったらで結構です。なるはやで、よろしくお願いします」

『はい……ふぁ』

「ゴッドブレスユーです」

そして電話を切った。


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