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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
山路商会の社長のご子息、雅也さん
74/146

EP74


「連絡はすべて私を通してください」

『個人的に連絡を取りたいんです』

「それはお断りします」

『私は千夏さんにお聞きしているんですよ』

「千夏のスケジュールは、俺がすべて管理してるんだよ」

千夏呼びっっ、ちょ、わし社長!!

なんかわからないが、手話で通訳する間もなく、二人はガンを飛ばし合っていて、しかもなんか文脈もおかしくないし、会話が噛み合ってる!

私は、おいおいおい「ちょ待てよ!!」と、きむたく風に言いつつ、さらに二人の間に身体をぎゅむっとねじ込んだ。めっちゃ近い。奇跡のサンドイッチの出来上がり。

『とにかく、みなさん一度冷静になりましょう』

まあまあ落ち着きたまえと、私は二人を両手で、ぐいーっと離した。

『雅也さん。先程お渡ししました名刺に、私の仕事用の携帯番号が載せてあります。何かご連絡がありましたら、こちらにお掛けください』

「社長っ」

ふうふうと牛のように荒い息をしている井桁さんを、腕で制すると、『それではまた』と手話で伝えた。

『お見苦しいところをお見せしました。反省です。ご迷惑をお掛けしてすみません。それでは、またの機会に』

そう言って、雅也さんは帰っていった。

「何がまたの機会に、だ!! そんな機会は永遠に来ねえんだよ!!」

いや取引先ww

ちなみに井桁氏、なんでそんなに激怒なん?

訳もわからず、その日は興奮冷めやらぬという感じで、幕を閉じた。

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