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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
山路商会の社長のご子息、雅也さん
70/146

EP70


「どうしよう……」

社長に就任し、販売店の改革に力を入れ、そして本社勤務の方々の働き方改革に着手し、開発部のおかげでヒット商品も生まれた。

母である会長のおかげで商品パッケージをお願いしている山路商会さんとの契約も順調。

順風満帆。

その言葉を地でいくような、なかなかの経営。

「まあ、良いんじゃないでしょうかね? そこそこ。ただ、もっとビシバシいきますからね!」

そこそこ。はい、そこそこね。←2度言う

いただきましたドSな評価中の、そこそこ。井桁さ〜ん、最高です♪

「え〜いげちゃん、えげつなあ〜い。僕はまあまあかなあって思うよ。ビシバシやるならあ、もっと言葉でわかりやすく指示してよう♪ じゃなきゃわかんなーい」

まあまあ。はい、まあまあいただきました!

佐久間さ〜ん、ドMもほどほどにね!

「社長、お客様です!」

トントンとノック。

はい。もちろん知ってます。本日11時より、山路商会さんとの打ち合わせ。

「どうぞ〜」

入ってきたのは、山路商会の社長……ではなく、息子の雅也さんだった。

『失礼します』

手話だ。

『こんにちは、初めまして。私、千堂千夏と申します。いつもお世話になってます』

ママから雅也さんは耳が聞こえないということは聞いていたので、辿々しくも手話で話す。



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