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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
井桁氏の自覚なき嫉妬と佐久間氏の自覚なき恋心
67/146

EP67


けれど、俺がモヤるのは、社長がさくまっちと、わちゃわちゃしている時だということに気がついた。

わちゃわちゃ?

さっきもハイタッチしてただろ?

してたよな?

な?

なんで、ハイタッチする必要があるんだよ?

意味わかんね。ってな感じにもやもやするわけだ。

仕事しろっっていうことだよな。

そういうことだよな。

とにかく、『お抹茶あずきのぷちけぃき』の大ヒットで、忙しくなってきたので、そんな些末なことには構っていられない。インスタでバズったお陰で増産になったので、生産ラインのスケジュールも見直さなければならないし、アニメとコラボすることになったので、マスコミからの取材も数件申し込みがあるし。

スケジュールを組み直すのは大変だが、これは嬉しい悲鳴だろう。

千夏社長になってから、なかなかの滑り出しだ。

それなのに、俺はなんでモヤモヤしてるわけだ?

経営はうまくいっているのに、なぜこうも。

いつもならすぐにさくまっちに相談しているのだが、今回はさくまっちに相談する気にもなれなかった。俺は、首をかしげた。

スケジュール帳を確認する。

そうだ!

『俺の妹に彼氏ができたので、その彼氏がどんなやつか見極めようとしたら、なかなか出来た漢だった件』略して『妹彼いもかれ』の第6話、録画予約しなきゃな。←見事なまでのシンクロ

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