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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
爆売れ商品ここに爆誕
65/146

EP65


「小山田さんっっっ」

開発部のドアを開けて飛び込むと、社員の皆さま一斉にこちらを向いたので、ちょい視線は痛かったが、その中に小山田氏を見つけた私は、両手で手を振って、こっちこっちをした。

「社長が直々に小山田を召喚」

後に言い伝えになったようだが、それはまた今度でい?

廊下に出て、隅の方へと連れていった。

「どしたんです、社長? そんなに慌てて」

小山田氏は、はっとし、気がついた! みたいな表情を浮かべた。私はニヤリとしたが、ちょっととぼけた顔、いわゆるこんな( ˘ω˘ ) をして、小山田氏の反応を見た。

「小山田さんっやりましたねっ!!」

「いやあの、妹の彼氏の話ですよね?」

「そうそう!!」

「もう社長の耳に……いやあ私も驚きましたよ!」

「本当に」

うむうむと頷く。

「こんなトントン拍子に話が進むとはね」

「ねーーー」

「まあ私もね、妹溺愛してるんでね。彼氏については色々ともの言いたい方ですからね」

「?」

「だけどまあ、私がアヤツに渡した小箱が、功を奏したって言っても過言ではなくてですね」

「小箱?」

「はい。私がアヤツを漢の中の漢だって認めてからはね。まあ妹はちょっと奥手なところがあるんでね。アヤツにコンドー……むにゃむにゃを握らせたってわけでね。まあそのおかげでってこともねえけど、この度結婚ってことになったんで!」

「……え。そ、それはおめでとうございます_:(´ཀ`」 」

違うこと話してた!!!


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