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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
爆売れ商品ここに爆誕
63/146

EP63


「えええ? ど、どうしたんですか?」

ごくんと唾を飲む。私、何かやらかした??

「違う違う! 社長のやらかしじゃないよ。開発部の小山田さんが開発した『お抹茶あずきのぷちけぃき』税込350円の商品が、インスタで見事にバズったよ!!」

「本当ですか!! あの『妹の彼氏が挨拶に来た時に持ってきてくれると嬉しいスイーツ』がコンセプトの!!」

「そう! 見事にそれ!」

見事にそれ??

どいう意味よ。

「女性雑誌アムアムでね、『妹の彼氏が挨拶に来るときにいただきたいスイーツランキングで、見事1位になったんだよ!!」

なんなん、そのランキング? しかも、ど真ん中いっちゃってるww

「えええ! まあとにかく、ありがたいですね!! で? もしかして増産?」

「もちろん」

「うわあ、やばあい、嬉し〜い」

私は両手を上げて喜びを表現した。すると、佐久間さんが、ハイタッチしてくる。ち、違うけどま、いっか。パチン。

「やったね。包装紙に書いてある、あのイラストがドンピシャで良かったみたい」

「えーーーあの彼氏、可愛いですもんねーー」

「あの妹もね〜〜いえーーーい」

ハイタッチ。

「まだ朗報は止まりませんよ」

すると、背後から厳しめの声が掛かって、私たちは振り向いた。井桁さんだ。


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