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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
商品開発の小山田氏が妹LOVEな件
57/146

EP57


『最近、たこ焼きを食べていません』

回答『たこ焼き器を買おう!! 2000円弱で売ってるよ?』

回答『明石海峡に行け』

回答『タコ、高いよね〜』

回答『4丁目にある、E−tacoさんのネギマヨポンがお勧めです。外はカリッ中はふわとろ最高に美味しいです♡』


これも貼る。

「うん。なかなか良いぞ♪」

では次。


『悩んでいます。私は何をやっても遅くてトロいので、仕事が思うように進まず、周囲に迷惑を掛けてしまってます』


そこでボールペンの動きを止めた。

これは。真面目に答えるやつ。そっか。悩んでいるんだね。

私は考えに考えた回答を、真摯に向き合って書いた。

この悩みを投書してくれた方のリクエスト曲、終業時間に一週間ほど流してみた。

元気になりますようにと願って。



俺は、投書箱の前で、立ち尽くしていた。

千夏さんが、また何かやり始めたぞと見ていたら、こうしてちゃんと社員の問いかけに、真面目に答えているではないか。

(なんか、印象変わるんだが)

破天荒に見えて、実直。不真面目に見えて、正直者。

「まあ、秘書の俺には関係ないことだけどよ」


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