表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
母、そして会長千堂都の手腕
53/146

EP53


「いや、そう言ってもらえるのは嬉しいですけど」

褒められて少し気恥ずかしい。俺もハイボールをぐびっと喉に流し込んだ。タコの唐揚げをひとつ、口へと放る。

「って社長が言ってたよ〜」

タコが喉に詰まりそうになる。

「んぐっ、え? へ? 社長が?」

「うん。千夏さん、すっげー見てると思うよ。いげちゃんの頑張り。この間、業務について打ち合わせした時に、そう言ってたもん。秘書のスペシャリストだと思いますって。あと何て言ってたかな……」

俺はごくりと唾を飲んだ。

秘書のスペシャリストとは嬉しいじゃないか。なかなか正当な評価をしてくれているなと思うと、胃の奥やら底やらから、じわりと生温かいものが上がってきた。

いや、吐き気とかそういうのじゃなくて!

佐久間っちが、思い出したかのように両手でガッテンした。

「思い出した! いげちゃんのこと、こうも言ってた! スケジュール管理も完璧、社員のフォローも忘れない、秘書の鏡! シゴデキの海鮮丼、才能の宝石箱や〜〜ってね」

「……うーんちょっと何言ってるのか微妙……ってかそれ喜んでいいやつ?」

佐久間っちは、半笑いでお猪口を口につけながら、「ふふ、社長の目には、僕たちはどんなキャラに写ってんのかね」

「……あいつの脳内見てみてぇ」

ぐいっとグラスをあおって、ハイボールを飲み切った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ