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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
社長のお仕事開始です
37/146

EP37


「で? 受け取った? は? 頭沸いてるんですか? そんなの突っ返せば良いだけのことでしょ? しかもなんで無関係な俺のケー番教えるんだよ! これだから頭お花畑は……クソが」

「すみません涙。個人情報でアウトですかね」

佐久間副社長……タスケテ。

「だよね〜でも僕ならOK。これから女の子に教える番号は僕のケイタイでね」

「佐久間さんのならいいんですか?」

「良いよ〜♪」

「はあ?! 何言ってんだ。もう連絡先聞かれる機会なんて、そうそうないだろーがよ!! しかし、こんなのが良いなんて、なんつー物好きな……世も末だな」

扱いひどっ。社長だぞっ! しかも世紀末にならないと、私は恋愛できんのかいっ。

何気に失礼〜〜いや何気にじゃなくても失礼極まりなーーい。

ここでママの助け舟が。

「まあまあ、ようやくうちの娘にもアタックチャーンスが来たのよ! バイトとか社長とかそんなの関係ないの。このお申し出、蹴るだなんて勿体ないわー。今度いつモテ期が来るか、わかったもんじゃない!! 千夏ちゃん、マ、じゃなかった。わたくし会長自ら松谷町販売店へ赴いて、千夏ちゃんの連絡先を教えてくるわあ」

「ちょっとマ、じゃなかった会長っ! やめてよ! 私、社内の人とは恋愛禁止って決めてるの」

「ぶっ。アイドルかなんかと勘違いされてませんかね?」

「つら」

はーもうカオス。

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