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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
社長のお仕事開始です
34/146

EP34


「これ、店内ディスプレイ用の季節に合わせた販促グッズです」

中にはリースやキラキラテープ、オブジェみたいなものからぬいぐるみなど様々なものが入ってる。

「ほぼ100均で購入したものですけど、ちょいと店内のディスプレイが殺風景で淋しいかなあと思いましてですね。買ってきました」

「おお、俺ら男はこういう目線ないですから……助かります」

紙袋をヨイショと抱えて、厨房を出る。

パート佐藤さんに声を掛け、その紙袋を預けた。

「佐藤さん、確か美術系の学校に通われてましたよね?」

「はい。途中で挫折しましたけど」

苦笑しながら、荷物の中を覗き込む。

「わ! すごいたくさん! このクマ、可愛い〜」

クマのぬいぐるみを取って、嬉しそうに見ている。

「そのグッズを使って、店内を飾ってもらえませんか?」

「え? 私で良いんですか?」

「逆に佐藤さんしかいない気がします。それでは新人さん、もうすぐ到着すると思いますので、よろしくご指導くださいね」

「はい!!」

そして私は販売店を出た。

「社長!!」

悟さんの声だ。

駐車場で声が掛かり、声の方へと私は振り向いた。

「え?」

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