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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
『千堂屋』の軌跡
141/146

EP141


「では、みなさんに研修『フジツヤ』見学ツアーってことで、出張ですと伝えておいてください」

「承知しました」



と言うわけで、『千堂屋』御一行、『フジツヤ』へいらっしゃーい。

選りすぐりのスペシャリストたちが、降臨しました。( ^ω^ )

ええ。もちろんそうです。

あちらさんの副社長に、本社を案内していただき、皆さまのお仕事ぶりを拝見し、堪能しましたとも。

社員の皆さまのお仕事ぶりは素晴らしく、私たちも触発され、頑張るぞーおーと円陣を組んだのでございます。

「いかがでしたか? 社長!」

終業になる前に、各々帰っていただき、私と井桁さんだけ残り、『フジツヤ』の社長にもお会いした。

握手なんかしちゃってね。

「よろしく頼むよ」ってね。

めっちや他人事〜〜

そして、in 会議室。

私は、うちのエキスパートが気になった点の聞き取りをすでに完了していたので、その報告会と言っても良い。

「お茶を出していただいて恐縮です」

「お疲れ様でした。何か気になった点はありますか?」

専務さんが、手をもみもみしながら、聞いてくる。


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