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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
松谷町販売店の秘密
14/146

EP14


「有給を……」

「それは聞いていました。いきなり何バカなことを言い出すんですかね? ダメに決まってるでしょう」

そう言われると思ったんだよね〜

だが負けん!!

「じゃ佐久間さん、これお願いします」

私は、事前に書いておいたメモを、副社長に手渡すと、

「お休みの間、社長代行をマ、母に頼みますので! お願いします!」

そして、「夜露死苦!!」と捨て台詞とウィッシュを残し、私はカバンを引っ掴んで、社長室を飛び出した。

「ぶっ殺す」

おおう。井桁くんがとーーーっても怒ってるね。

僕はこの『千堂屋』の副社長、佐久間飛翔さくましょう

『千堂屋』のバームクーヘンが好き過ぎて、仕事でもこのバームクーヘンにお近づきになりたく、最初は清掃のアルバイトでこの会社に入ったのだが、先代に見初められて社員になったよ♪

洋菓子全般大好きっ子なので、これとかあれとか流行りそうですよね、とか、これとかあれとかもっとこうしたら売れるんじゃないですかね、とか言い回っていたらいつの間にか副社長になってたよ♪

で、ぷんすこ怒り狂っている井桁くんを横目で見ながら、渡されたメモを見る。

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― 新着の感想 ―
入社動機、なるほど。 副社長は、アレが大変お好きだったんですね。 ゆるふわでも、好きなものには一直線で一途なタイプなのですね(^^)
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