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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
事件は現場で起きているんだ!
137/146

EP137


どうゆうこと?

「いやあ、お話が見えてこないんですが」

「失礼しました。今回、私どもが参りましたのは、融資をさせていただきたいという申し出ではあるんですが、ぜひともその代わりと言っては何ですが、販路拡大のアドバイスをお願いしたく」

「ええ、そんな大手様にお願いされるような、ノウハウ全然持ってませんけど」

「なにを仰るウサギさんですよ!! 今や飛ぶ鳥落とす勢いの『千堂屋』ですよね。いやあ、どうやって業績をアップされたのか、お聞きしたいんです。本日は、もう恥を忍んで参りました! 社長! お助けください」

えええーーー。嘘でしょ。おたおたしてしまう。

どうしたらええんや!

そこで、井桁さんがさっと資料を私たち3人に渡してくれた。

「先程、貴社よりお預かり致しましたものをコピーさせていただきました」

「どうぞどうぞ、見てくださって構いません」

手元の資料を見ると、10年ほど前から現在までの、『フジツヤ』の売り上げ高のグラフだった。

「うーん。確かに横ばい……あ、失礼しました!」

副社長と専務は、二人顔を見合わせて、頷き合っている。仲が良い!!


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