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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
拗れる二人の物語
133/146

EP133


「ん、美味しいです」

一口食べると、じゅわとバターが。うまい。

井桁さんのトーストは、もうあと一口のところまで来ている。

「ただの食パンだっつの」

憎まれ口を叩きながらも、途中鼻歌が出るほど、井桁さんは機嫌が良いみたい。

「千夏……って呼んでいーか? なあ今度デートしねえ?」

「はい。名前呼び嬉しいです。あとデートも」

ニコッと笑うと、おいその顔やめろ、だとか言っちゃって、頬を染める。

コワモテ元ヤンシゴデキ秘書なのに、なんか可愛い♡



やばい。やばい。やばい。

いや全然やばくない。なんも無かったんだからな全然やばくない。

泊まったのは……問題なし。

俺は昨夜のことを思い出していた。

「あーー可愛かったな」

抱けなかったが、キスはした。ちゃんと両想いだし、ちゃんと告白もした。

「そうだ。佐久間っちに報告……」

スマホを見て愕然とした。

『お泊まりできて良かったね! 会長のOKも貰ったし、これで既成事実作ったってことで良いよね? (≧∀≦)ヤッタネ!! 』

前言撤回、やっぱりやばかった!!


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