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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
拗れる二人の物語
132/146

EP132


「別にいいんだけど。今日休みだしな。シャワーでも浴びるか?」

「お借りしていいですか? っと、その前に! スマホ! ママ! やばい」

無断外泊、初めてやっちまったあ。

慌ててスマホを確認。

すると、『佐久間さんから、井桁さんと飲んだ後、ご自宅でお泊まりだと聞いてます。井桁さんによろしくお伝えください。(o^^o)』とあって、若干引く。

顔文字が頬を染めている。ぽ。

ないないないない! ないから!! なんもなかったから!!

「会長、大丈夫だったか?」

「だ、大丈夫みたいです。佐久間さんが連絡しておいてくれたみたい」

「よし、じゃあこっちこい」

私はそれからシャワーをお借りし、そして買い置きの歯ブラシを使わせてもらい、身綺麗にしてから、部屋に戻った。

と?

朝食が用意してある。

トースト、バター、コーヒー、目玉焼き……だと??

「食べるだろ? こんなもんしか出来ねえけど」

「いやこれは完璧な朝食ですよ。井桁さん、お仕事も完璧ですが、家事もですか。なんかすごくないですか?」

確かに周りを見ると、突撃したわりにとても片付いている。

「何言ってんだ。これぐらいフツーだろ」

そう言って、トーストにかぶりついている。私も座って、遠慮なくトーストを食した。


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