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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
刺客カンバヤシサトル
103/146

EP103


「えええーーってか、俺、人事なんてやったことないですよ!」

悟さんは、腕組みをしてうーーんと唸っている。が、横に視線をずらしたかと思うと、「佐藤さん、そのポップちょっと古くなってきているから、暇な時でいいので、作り直してくれないかな? お手間かけるね、申し訳ない……で、社長、俺はですね。会社に就職したことないんで、会社自体がどんな感じなのかもわからないし……あ、佐藤さん。もうお昼休みの時間だよ。それ俺がやっとくから、お昼行ってきて」

はい、完璧のペキ。上に立つ素質ありと見た。

「いやあ、悟さんのその潜在能力、買うわ!」

と、「その車、高く買うわ!!」のノリで叫ぶ。←2回目

「俺に出来るかなあ。けど……」

???

「社長の近くに居られるってのは、ちょっと嬉しいかも」

ほえーーそんなこと、今までに一度も言われたことなーーい。

「そそそそうですか。悟さんが良ければですけども。これが、正社員の条件です。お給料は、新卒採用が基準となってますけど」

「へえ〜ちゃんと有給休暇やボーナスもある」

「もちろんです。人並みには、って感じですけど」

へへへと頭をかいた。


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