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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
ゆるふわ副社長と毒舌秘書
10/146

EP10


仕入れや光熱費、人件費などを引くと微妙ーに赤字というわけだ。

なぜなのか。

気になるな。

「佐久間さん、このお店、売り上げがイマイチみたいですけど、何か理由があるんですか?」

「あーね。ここはもともと立地が他の店舗より不利ってこともあるんですけどね〜」

立地かあ。それじゃなんともならないかなあ。

だがしかし。

解決策が見つかるかもしれないし。

「私、ちょっと見に行っても大丈夫ですか?」

「もちろん社長のお店ですからねえ。全然良いですよ」

「では今から行ってきますが、お相手様には連絡しなくていいですからね」

「アポ無しでいかれますか? いけず〜〜う」

「ちょっと様子を見てくるだけですから! お願いしますよ」

念押ししてから、外出の準備をした。

「りょーかいでーす。いってらっしゃあい」

秘書の井桁さんに「ちょっと松谷町販売店の様子を見に行ってきますね」と伝えると、「私もお供します」と社用車のキーを取ろうとする。

「あ! 私、自分の車で行きますから! 井桁さんはお留守番をお願いします」

なんだとわれ何様じゃ! みたいな視線を寄越してくるが、それをさらりとかわす。

「では行ってきまーす」

そして、松谷町販売店へと向かった。

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