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車とあなたと私の小さな物語

作者: tomo

今日も朝から雨が降り続いている

せっかくの休みなのにも拘わらずだ…

こんな日は、ベッドでもうひと眠りするに限る


すると彼女からのメールが届いた

「ドライブ行こう!!」

「鬱陶しい、雨だしドライブ?」

「今から行くから」と


彼女とは仕事で知り合い、3年になる

能天気であっけらかんとした性格はインドアな自分とは正反対

そこが惹かれたところだ

だが最近、デートも時間がないと断れることが数か月続いていた

この雨と同じぐらい、憂鬱にさせている問題だ

多分まだ好きなのだと思う。


そんな中、このメール

いそいそと準備しガレージへと向かう

この部屋も、このクルマの為にガレージ付きの家にした。

せっかくのオープンもこの季節だけは苦手だ

だから、この時期は友人のクルマへの同乗が多くなる。


仕方なく幌を閉めようとするとクラクションが

ガレージの扉を開けると、彼女が立っていた

「おまたせ♪」

この会えなかった数か月免許を取っていたらしい

サンドイッチも作ったからと


ドライブに行くことに決めた


まだ夏には少し早い、車の中から海を見つめながらサンドイッチとコーヒーを楽しむ

これからは、このクルマで楽しむことに決めた!!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


先週の平日は有休を使い免許取得!

彼の車もM/Tだから頑張ってM/T免許でとることに決めた。

彼を知りたいと内緒でとり始めた免許

会う時間もこの数か月は取れなかった

彼の機嫌も斜めなのはわかっているけど

25歳、自分も何かを変えたいと一念発起

取得日を逆算して、納車の日程も決めた

でも、今日はあいにくの雨


少し早いけど、サンドイッチもできたし

出発!!

まだエンストもするけど、彼の喜ぶ顔が目に浮かぶと、この雨も素敵に感じる

クラクションを鳴らして驚かせてやろう♪


自分と彼女の物語

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