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ザーイの港に行く

 明けて朝食をとった後、ロマノウ商会に行くとすぐに応接に通され、今日1日同行してくれるデニルさんを紹介してくれた。デニルさんは日に焼けた筋骨隆々の人で、いかにも現場の親方という感じの人だ。

 早速、港に連れていってもらう。馬車というか、オープンカーの荷馬車に乗せてもらい、港に向かう。

 馬車を走らせて行くと、町並みがだんだんと変わって行く。ロマノウ商会本店のあった場所は一流商社が軒を並べていて、建物の高さが揃い、ドアや窓などいかにも金がかかっています、という高級感の溢れるたたずまいだったし、歩いている人も服装からして高級品を身に付けているのが分かった。しかし港に向かうにつれ、屋根の高さが不揃いになり、だんだんと庶民らしい人が混ざってきて、服装も雑多となってきた。潮の香りも強くなってきたと思うと、急に港に出た。


 日本の昔の北前船とは違う、西洋式の竜骨と高いマストを持つ帆船が港を埋めている。港の広さは大きく、端が見えないほどだ。マストと船尾には色々な旗が掲げられているが、あれは所属する国なのだろうか、それとも商会のものなのだろうか?輸入超過と聞いているが、確かに船からはたくさんの荷物が降ろされている。これがすべて人力で行われているのだから、この港で働く人たちは、いったいどれだけいるのだろう?ネストル、恥ずかしいから、キョロキョロしたり、声を上げたりするのは止めなさい「マモル様、あの船の大きさはすごいですね!!」って、船を指差し、見て見ろと袖を掴むのは止めてくれ。


「すごいだろう?」

 デニルさんは、港を見て驚いているオレたち(特にネストル)を見て、自慢しいしい聞いてきた。

「そうですね、すごい人の量ですし、すごい活気です。驚きました」

「そうだろう、そうだろう、ははは。この港は世界一さ。こんなに栄えている港は他にはないさ、はっはっはっ」

 ふむ、世界というのはどういう定義だろうか?疑問に思ったけど、期待した答えは返って来そうにないので黙っていることにする。

「と言うことは、デニルさんは外国に行かれたことがあるのですが?」

「そうさ、若い頃は行ったこともあるさ。どこよりもこの港が大きいさ、一番でぇ」

「そうですか。行ってみたいですね、海外に」

「あぁ、誰でも一度は船に乗って海外に行ってみたいと思うさ、なぁ」

 そうですね、飛行機のエコノミーじゃなく、ビジネスクラスなら移動も楽なんですけど。この世界の船旅はゴメンです。この世界の船旅は間違いなく命がけですよね?


「あ、あれは。あの袋は何ですか?」

「あぁ、あれは胡椒じゃよ。ここに送られてくる物で一番金になるものだな」

「ほう、胡椒はそんなに売れますか?」

「そうだな。ヤロスラフ王国内でも作り始めたと聞いているが、まだまだ輸入しないと足りんな」


「あれは何ですか?」

「あれは砂糖じゃよ。砂糖もヤロスラフ王国では作れておらんので、全部輸入しとるんじゃよ」

 そうなんだ。砂糖は森の周りにサトウキビが自生してたから、村の消化分はオレが作ってたけど、これも輸入してたのか。

「砂糖は、茶色のと白のがあるが、白がなかなか入ってこなくての。まあ、高いんじゃよ。胡椒と砂糖と茶かの。輸入している多いのは」

 へーーーーー全部、村で作ってるでしょう?ただ、お茶はほうじ茶を作っているので、売れないだろうと思っていたけど。


「米って入ってきてないんですか?」

「米じゃろう。オダ様が捜しておられるということで、前にも聞かれたんじゃが、ワシは知らんのう。港の中を聞いて回ったが知っておるものは、おらんかったよ。

 もしかしたら、アンタの知っとる呼び名とワシらの呼び名が違うかもしれんで、来られたということじゃが、無駄足じゃと思うのだがね」

「いや、ザーイには一度来てみたいと思っていたので、こうやって来れただけでも十分ですよ。ありがとうございます」

「そう言ってもらえると良いがの」


 馬車がポクポク、港を走っていくと、あちこちから「おはようございます」やら「ごくろうさまです」とかデニルさんに挨拶がかかる。これをみてもデニルさんが港で愛されているのが感じられる。


「あそこがロマノウ商会の船着き場じゃ」

 と言われる場所は、でかい倉庫が並び、これまたでかい船が並んでいる場所だった。

 馬車を降りて連れて行かれたのは、船の荷下ろししている場所で、筋肉隆々の親方然とした人が、何か笑って話をしている。

 今気が付いたけれど、この世界は誰もタバコを吸っていない。まだ新大陸からタバコを持ってきていないのか?いや、新大陸がないけど、タバコの木はあるかも知れない。木を捜して、タバコを作ればどえらい利益が出るかも知れない。ええい、タバコなんて百害あって一利なしだから、見つけても無視しよう。


 コロンブスは新大陸から、タバコと梅毒を持ち帰ったという話がなかったっけ?もし、この世界に新大陸があったら、やっぱり両方を持ってくるのかなぁ。確かマゼランが世界一周を4年かけて成し遂げたけど、梅毒は10年で世界中に広まったという俗説も聞いたような?もし新大陸を見つけて、タバコを持ち帰らなくても梅毒だけは必ず持ち帰るような気がするな。


 デニルさんに付いて行く。デニルさんが船長らしき人に話をしてくれる。

「よろしく、マモルと言います。今日は米を捜しに来ましたが、ご存じないですか?」

「うんにゃ、知らんのう」

「では、ジャポニカ米とかインデカ米というのは?」

「それも知らんのう」

「そうしたら、こんな感じの作物を見られたことはないでしょうか?」

 と言って紙に絵を描いて見せる。

「これは麦と違うのか?」

 あ、確かに麦と米の見た目は近いなぁ、ぅぅ。

「えっとですね、麦は乾燥した土地で生育するのですが、米、水稲ともいいますが、雨の多くて暑い所で生育するんです。水だらけの池のような所でも育って、実を採るときだけでも、乾いていればいいくらいです。麦で作るパンと違って、鍋に水を入れ、煮た物を食べるんです。食べたことはありませんか?もっと南の暑い方の地域で作られていると思うんですが。おおよそ、昼に太陽が真上に来て、雨の多い所に育つ作物なんです」

「そんな南の方か?ワシは行ったことがないが、ガンなら行ったことがあるかも知れん。

 あぁ、ガンというのは航海長しておっての、ワシより広い世界に行ったことがあるんじゃ。おーーーーい、ガンを呼んでくれぇ!」

 と呼ぶと、船の中から顔を出した人がいて

「呼んだか?」

 と、これがガンという人か。日焼けで真っ黒の、目だけ白いおやっさん。

「おお、呼んだぞ。オマエはずっと南の方にいったことがあったじゃろう。そんときにな、麦に似た食い物で、鍋に水と一緒に入れて煮て食べる米という物を見たことがあったか?」

「あーーーーーーコメか?あれはコメと言ったかなぁ?白いねちょとした塊みたいな食い物のことかなぁ?なんも味がせんぞ。向こうのヤツらは、その白いのに色々かけて食っていたけど、旨いとは思わんかったけどなぁ」

 お、それかも知れんぞ。

「もしかしたら、それが捜している米かも知れません。それを入手したいんですが、できますかねぇ?」

「あれを食いたいんかぇ?あれはこっちで食うもんがおらんから、入ってこんで、頼まんと入ってこんが、一度頼んでみるか。で、どのくらいいるんじゃ?」

「そうですね、オレの思っているのと同じかどうか分からないので、この袋くらいお願いします」

「ああ、ええよ。必ず手に入るかどうか分からんが、やってみるさ。悪いけど前金でもらえるか?どのくらいの値段のするもんかも分からんが」

「でしたら、金貨1枚渡しますので、買えるだけ買ってきてください」

「「「「ええ!?金貨1枚」」」」」

「あんた、気は確かか?あれがそんな価値があるとは思えんぞ?麦が1袋で銀貨1枚じゃぞ」

「いや、いいんです。たぶん、どえらい手間がかかりそうだし、もし違うものだったら、それは仕方ないですよ」

「そうかぁ、まぁ、それなら捜してみっけどな。そうじゃなぁ、一年くらいかかるかの?あてにせんで待っておってくれや」

「分かりました。期待してますよ。持ってきた量に応じて、成功報酬をお渡ししますから」


 それまで黙っていたネストルが

「マモル様、いくらなんでも見ても食べてもないものに金貨1枚というのは出し過ぎではないでしょうか?」

 と言うから

「いや、これは無駄になってもいいように、オレの交際費で出してるから。ただ、聞いた限りでは、まず間違いなく米だと思うよ。まぁ、先行投資だと思って渡すしかないだろう」

「そうですか?ネコババされてしまうような気もするのですが」

「まぁ、それでもいいさ。ロマノウ商会の顔も絡んでの依頼だから、そんな変なことはないと思うし」

「そうですかねぇ」


 ネストルとごにょごにょ話をしていたら、デニルさんが、

「せっかく港に来たんだから、あっちに行ってみましょうや。あっちは魚市場があるんでさ」

「へぇーーーー、それは楽しみです!」

「え、マモル様。魚が好きなんですか?あんな泥臭いもの?」

 とネストルが言うから、

「違うんだよ、ネストル。海の魚と川や湖の魚と違うんだよ。一度食べてみれば分かるさ」

 岸壁に沿ってテクテクと歩いて行くと、魚の臭いがどんどん強くなってくるのが分かる。干した魚の臭い、昆布やひじき、貝、蟹、海老など雑多な臭いがする。これは匂いじゃなくて、臭いだよなぁ。オレは懐かしいと思っているけど、ネストルにすれば悪臭に近いんだろう。この臭いは海の近くに生活していないと分からない臭いだよなぁ、懐かしい。これは前の世界と変わらない。

 朝、捕ってきたと思える魚、魚、魚。マグロなんかの大型魚はいないけれど、アジやイワシ、などの小型魚でいっぱいだ。ここでは肉より魚が主なタンパク源なんだろうな。


「デニルさん、昼は魚料理ですか?」

「お、マモル様は魚でいいのかい?」

「そうですね、理想を言えば焼き魚に醤油と大根おろしといきたいですが、醤油はないみたいだから、塩を振ったもので十分です。魚醤はありますか?あれば、それでもいいですし」

「へぇーーーー、マモル様は詳しいねぇ、焼き魚を好きという内陸からのお客は始めてだよ。魚醤がある店を知ってるから、そこに行くかね?」

「是非お願いします。もしかして、麦飯なんて、ありますかね?」

「おぉぉ、なんて渋いもんを知ってるんだい!驚いたね、貴族様が麦飯なんて食べるんかい?あれを船乗りが食ってるとなぜか、脚気にならないんだ。あんまり旨くないけど、脚気にならないようにたまに食うようにしてるんだぜ。あんた、詳しいなぁ」

「いやいや、そんなでもありませんけど、食べたい物を言ってるだけですから。それなら、もしかして、山芋のとろろ、とかありませんか?」

「山芋のとろろ、ってなんじゃい?オレは知らんなぁ?」

「そうですか?焼いた魚と麦飯と山芋のとろろと魚醤があれば、言うことないけどなぁ。とろろっていうのは、山芋をすりおろしたものなんですよ。とろっとろっなものです。指に付いたりすると痒いんですよ、これが」

「そこまで言うなら、食わせてやる!おい、誰かひとっ走りして山芋買って来い。ほれ、これ持って行け。買うまで帰ってくんじゃねぇぞ。そんで、海猫亭に持って来い!!」

「へい、分かりました!!」

 若いもんが駆け出して行った。

「どうだい、これでいいかい?」

 とデニルさんがしたり顔で聞いてくるから、

「いや、十分です。あれが食べられるだけで、ここに来た甲斐があったというものですよ。楽しみだなぁ♪」

「そうりゃあ、嬉しいねぇ。オレもあんたの言う、山芋のとろろを食ってみてえぜ、ガハハハハ」

 と大声で笑う。横でネストルが、何を食わされるんだろう、って顔をしてげんなりした顔をしている。

「あぁ、すみません、デニルさん。連れが魚がダメそうなんで、海猫亭は肉料理も食べられますかね?」

「あぁ、あるよ。でも海猫亭に来て魚を食わねえのは邪道でぇ」

 と言うけど、いきなりは無理でしょうね。


 海猫亭に行くと、席が予約されていたようで、待たされることなく席に付けた。

「おーーーい、酒持ってこーーーい♪」

 とデニルさんが叫ぶけど、いいんですかい?午後もあるんですぜ。

「デニルさん、午後も見て廻りたいんですけど、酒飲んで大丈夫ですか?」

「何言ってんでぇ、動けなくなるほど、飲むはずがねえさ。勢いつけなんだよ、はっはっは」

 って、普通に酒が出てくるけど、やっぱり冷えたビールっというものはないんですよ、どっかに。「遺失知識」なんてスキルが落ちてないかなぁ?冷酒、というものなら「Cool」を覚えればいいのかしら?そもそも「Cool」って動詞だっけ?と思ってたら、山芋を買いに行かされた若いあんちゃんが息せき切って帰ってきた。ゼイゼイいってるけど、脇に抱えているのは、紛れもなく山芋です♪


「親方、買ってきましたぜ!」

「おぉ、ご苦労。マモルさん、これがあんたの言ってた山芋ですかい?」

「そうです、そうです、これですよ。これをすりおろしてとろろにするんですが、できるかな?」

「おお、たぶん、おろし器ならあると思うぜ。おーーーーい、親方ぁ、おろし器持って来てくれねえかぁ?」

 と奥から、親方が何に使うんだい、という顔をして、おろし器を持ってきた。

 おろす前に、土が付いたままだったので、「Water」と言って洗い「Clean」を掛ける。これで準備万端だ。と顔を上げると、一同唖然としてます。


「ちょっと待ってくれぃ。マモルさん、アンタ、何したんでぃ?」

「何って、水で洗って、キレイにしただけですけど?」

「なんてこったい、アンタ、魔力持ちかい?こりゃまいったね へぇーー」

 店の親方も、

「オレは初めて見たよ。魔力持ちが呪文使うところ」

「オレもだ」

「オレも初めてだ」


 隣のネストルが渋い顔をしております。

「マモル様、やってしまいましたね」

 と言うから、同意します。でも、このくらい良いでしょう。

「マモルさん、あんた、他に何ができんだい?」

「何と言われて、他にできることはなくて、あとは『Light』って、ほら灯りが点いたでしょ、とかくらいですよ」

 指先に灯りをつけると、みんなが

「ほーーーーーーー」

 と感心する。いつまで、こんなことしてても先に進まないので、

「さぁ、せっかくだから早く食べましょうよ」

 と言って山芋をかく(注・おろす)。とろとろになった山芋を麦飯にかけ、魚醤を垂らして混ぜ、口に入れる。醤油には及ばないが、この世界に来てやっと、前の世界に近い物を食べた気がする、うまいぃぃぃ♪

 感動に浸っているとデニルさんが、

「へぇ、そんなに旨いんなら、オレも食ってみようか?」

 と言い、食べ出す。

「おっと、こりゃうまいや!」

 とデニルさんが言ったもんで、他の人も、店の親方までも山芋のとろろを麦飯にかけて食べ出した。

 お代わりもらおうと思ったら、麦飯を炊くのは面倒なので、あまり作ってなく、オレたちが食べたのでなくなったそうだ。

 でも焼き魚がある。これはアジだな。ちゃんと焦げ目が付いている。身をほぐして、口に入れる。この皮のパリパリに焼けて焦げた感じと、身のちょうどいい加減に火が通った感じが旨い♪これは世界が違っても、変わらないなぁ。醤油はないし大根おろしもないけれど、塩がちょうどよく振ってあるので、やっぱり旨いわ!!

 肉は確かに美味しいけど、たまに魚が食べたくて仕方なくなることがあるんだけど、これだよ、これ!うまいなぁ~~。東京に出て、たまに猛烈に魚を食いたくなって、回転寿司行っても何か違う、魚を食ってる感がなくて、やっぱり地元の回転寿司を食べたいなぁ、と切実に思う感じ。あれが今、満たされたような感じ、分かってもらえるだろうか?


「マモルさん、そんなに旨いかい?」

「えぇ、美味しいですねぇ。新鮮な魚の塩焼きにしたのって、脂がちょうどいいくらいだし、この皮の焼き加減が最高ですね!この血合いの部分の旨さったら、たまりませんね!!」

 と言ったら横にいた店の親方が、オレの背中をバンバン叩いて

「アンタ、分かるかい?すげえなぁ。どっから来たんだい?」

 と聞かれたもんだから、

「オーグの近くのタチバナ村というところから来ました」

「へーーー、タチバナ村っていったら、マモルっている怖ろしく強ええ人がいるそうだな。夕べ行った酒場で、吟遊詩人が語っとったぞ」

 出た、よくない流れ。

「おーーーそうかぁ、オレは一昨日聞いたぞ。あれはスゴいなぁ。同じ人間とは思えないぞ、なぁマモルさん。あれ、アンタ同じ名前かい?え、アンタ、タチバナ村でマモルっていうのは二人いるんかい?もしかしたら、アンタ、本人かい?」

 こんな所まで、あの話が伝わっているとは思わず......それを聞いたネストルが、ちまちまと肉料理を食べてたクセに急に元気になって、

「そうなんです、ハルキフの戦いの英雄、マモル様はこの人なんですよ!!」

 って言うなよぉ、ネストル。オレは目立ちたくないんだって(>_<)。オレの気持ちをよそに話は盛り上がって行く。

「そうなのかい!そいつは、すげえやぁ!吟遊詩人の言うには、ハルキフの戦いで100人の敵を斬り捨てたって、ことだが本当かい?」

「......いえ、10人くらいです」

「「え、10人かい?それでもすげえや!」」

「大したことないです」

「そんなことあるかい!10人なんて、斬れるもんじゃねえぞ。アンタ、そのときの剣は持ってきてねえのかい。見てみてえなぁ」

 と言われて、すかさずネストルが

「すごいですよぉ、神剣ですからねぇ。神剣というのは......」

 と、流れるように語り出したので、オレはもう何も言えず、黙って魚を食べ終えたのでした。


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