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赤龍と白銀  作者: ITTO
第2部
21/27

2年前の謎2

「世界中を敵にしても成し遂げなくてはいけない事がある。レイモンド、マチルダ、そしてリュウ力を貸してくれないか?」

皆手を胸に跪く。

「我らの命はバーン王子に捧げます。」


「ありがとう。」


「少し状況を整理しようか。」

「まず敵は帝国、魔族、邪神と呼ばれるモノだな。邪神は信仰によって復活する。魔族が信仰、帝国は傀儡となっているのか?」

「まず帝国の内部に潜り込む者が必要だ。」

マチルダが手を挙げた。「私が適任かと。」

「そうだな危険な任務だが頼む。」

「次に帝国との戦争だが・・・これは同盟でも停戦協定でもなんでもいい終結させよう。」

それではいけません!!

「いや、魔族側は魔力を食べないといけない、という事は人類が滅亡すると困ると言う事だ。多少強引だが死者が出るよりましだ。」

「邪神についてはレイモンドに一任する。」


「どれ話もまとまったようじゃしワシらから最後に選別じゃ。」

そう言うとロウは一振りの剣をリュウに渡した。

「ここから南に行くと大きな山があるその地下に石龍、東の湖に水瀧がおるそれらを配下にしたら話してやろう。」

紅茶を飲みながら天井を見上げている。

「さてここからが大事な話じゃ。幸か不幸かお主は力を持ってしまった。君はこの世界に選ばれてしまったのだよ。どんなに逃げても戦う事は避けられん。」


少し悲しそうな眼をしてウインディーが頷いた。


「なんで?僕に親切にしてくれるんですか?」


「これは最後の宿題じゃ。ちゃんと出来たら、そこで全てを話すとしようかの。」


「ロウ?」


目の前からロウの姿は消えていた。






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