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161話 海底にて(レヴィアの友人視点)

ブックマーク登録、評価、レビュー、感想、ありがとうございます


今回はレヴィアの友人視点です

「ひとつ、日焼けたその肌に 

 ふたつ、ふくらむこの想い

 みっつ、見上げる微笑みが

 よっつ、酔わせた恋心

 いつつ、いつでもオッケーよ

 むっつ、ムラムラしてるでしょ

 ななつ、なんならさいごまで

 やっつ、やっ」


「ちょい待って! なんなのそれ!?」


「私の想いを綴った数え唄よ」


 いいところなのに邪魔しないでほしいわね。

 せっかくノってきたんだから。


「後半おかしくない!? ハムちゃんにはよくわかんないけど!」


「そうねえ。よっつはよいではないかとローリング、の方がいいかしら。ハムストリングちゃんってばもう」


「は?」


 まったく、カマトトでぶりっ子なノリなんだから。バハムートは魚類総合だからトトでブリなのかしら?

 ぷぷ。


「またなんか妙な勘違いしてるわね。ってか、誰が太ももの後にある筋肉三つの総称よ! ハムちゃんのハムはバハムートのハムなんだから!」


「よく知ってたわね。魚のクセに」


「あんたがいっつもそう呼ぶあげくに何度も何度も説明するからでしょーが!」


 ふふっ。顔真っ赤にして力説するなんてハムストリングちゃんにも筋肉のよさがわかってきたのね。

 それなら、密かに構築していたこっちを披露してあげましょう。


「ひとつ、ひしがた菱形(りょうけい)

 ふたつ、ふといぞ上腕二頭筋

 みっつ、みごとな三角筋

 よっつ、よさげな……」


「そーじゃないでしょ! つか、筋肉なんてどーでもいいの!」


「あん? 今なんつった?」


 まさか聞き間違いよね? 動物の基本である筋肉をどうでもいいなんて!

 でも、もしそうだったら、筋肉の素晴らしさを教育してあげなければならないわね。

 座学と物理、どっちがいいかしら?

 もちろん両方に決まってるわよね。


「レヴィアお姉さまが結婚したの、なんで教えてくれなかったのよ!」


「はあ? そんな冗談信じたの? ハムストリングちゃん」


「冗談じゃないもん。ちゃんと会って確かめてきたんだもん!」


 カエルみたいにぷうっと頬を膨らませているハムストリングちゃん。あんたは魚類でしょうーに。あ、でもフグっぽく見えないこともないわね。

 フグ……そうね、晩ご飯はフグにしましょうか。

 前世でも免許は持ってなかったけど問題はない。ダンジョンマスターである今のこの身体、〈毒耐性〉スキルを上げているからフグ毒を気にせずに丸ごと食べられるのありがたいわよね。

 毒生物って美味しいのが多いのよ。美味しいから狙われちゃうんでそれを防ぐために毒を持っているのかしら?


「ハムストリングちゃんもフグ毒いけたわよね? てっさとてっちり、どっちがいいかしら?」


「あの程度の毒ならよゆーよゆー。ハムちゃんはお刺身の方が、って、なんでそんな話になんの? 現実逃避しないでよ」


「現実逃避って、あの子が結婚したなんていう世迷い言よりも晩ご飯のメニューの方が現実的でしょ。でもお鍋も食べたいのよね。やっぱり両方にしましょ」


 まったくもう。そりゃうちにも『結婚しました』ってメールきてたけど、んなワケないでしょ。あの子を戦力ではなく妻として迎えるような男がいるワケが。

 もしそうなら真っ先にうちにきて自慢するに決まっているわ。

 いえ、まさかね。


「……マジなの?」


「大マジ」


 念のために聞いた質問に、初めて見るシリアス顔でハムストリングちゃんが返してくれた。

 へー、あんたってそんな顔できたんだ。いっつも緩んだ顔ばっかしてるから気づかなかったけど美人顔だったのねー。

 そっかー。マジなのかー。

 マジってなんか深海魚にいそうな響きよねー。赤マジとかー。煮つけが美味しそうねー。

 マジかー……。


「おーい」


「……あれ?」


 気づくと、ハムストリングちゃんが心配そうな顔をしていた。

 いつの間に私の両肩に手を置いていたんだろう?

 この私の隙をつくなんてさすがバハムートといったところかしら?


「もう一度言うけど、現実逃避しないで」


「嘘でしょ!? エイプリルフールは今日じゃないわよ」


「気持ちはわかる。嫌というほどわかるけど、現実なの」


 現、実?

 あの子が結婚?

 ありえない! 天変地異の前触れ?

 あ、そうよ!


「万が一、あの子が本当に結婚してたとしたら天変地異がおこるじゃない。他でもないバハムートによって。だからこの話は現実じゃないわ」


「あのね」


 なにそのジト目。あの子がいないとすぐそんな顔するんだから。

 あとでこっそり写真撮ってあの子に送ってやろうかしら。


「ハムちゃんをなんだと思ってるの!」


「リヴァイアサンのストーカー?」


「誰がストーカーよ! この筋肉バカ」


「あらありがとう。でもそれも悪くないけどできればそこは筋肉フェチと言ってほしいわ」


 筋肉を見つめる者、も捨てがたいわね。

 ダンジョンマスタ-は種族によるけど筋肉がつきにくい者が多いのが残念よ。筋力は上昇するのにね。はぁ。

 あら、ハムストリングちゃんとため息がカブったわ。


「そんなことしたらレヴィアお姉さまに嫌われるじゃない」


「ふうん、あの子のことレヴィアって呼ぶようになったんだ」


「ふふーん。レヴィアお姉さまがあの姿の時はそう呼べって言ってくれたんだから」


「レヴィアが? よかったじゃない。親しいって認められたようなもんよ」


「もっちろん。それだけじゃない、友達でいもうとだって公認なの! お姉さまを崇めるいもうとだってできたの。姉妹の(さかずき)だって交わしたのよ」


 杯ってあんた、ヤクザじゃないんだから。でも、嘘じゃなさそうねえ。

 そうなると、レヴィアの結婚も本当なのかしら?

 でも、レヴィアの方で結婚ってことは相手、どんな趣味してるのよ。結婚報告メールは嘘だと思って詳しく読んでないのよね。お人形遊びが好きな変態じゃなければいいんだけど。


 あ、眷属の人魚が慌てた顔でやってきた。この階層(フロア)は水中で呼吸できない者と従業員両方のために腰の高さまぐらいまで海水で満たしている。この人魚はやっとこの深さに慣れてきたわね。


「乙姫様!」


「どうしたの?」


「お客です。侵入者の方の。ダイオウチョッカクガイ10匹をはじめとした群れです」


「あらあら。またなのね」


 わがダンジョン“竜宮城”はおとぎ話と同じく深海の海底にある。だから人類種の冒険者が攻略にやってくることは滅多にないの。

 DPを稼ぐ主な収入源はお客様。このダンジョンはダンジョンマスター向けの高級旅館でもあったりする。たまに神様もやってくるほどの名旅館よ。

 ただ、冒険者は滅多にこないが、身の程知らずのモンスターが襲撃してくることはそこそこある。うちの眷属や従業員はかわいい子が多いのでそれを狙ってが一番の理由っぽい。

 もちろん返り討ちよ。だって私、海ダンマスの上位ランカーですから!


「あいつら、お城に突撃しようとしています」


 【ダイオウチョッカクガイ】は大型のチョッカクガイのモンスター。

 チョッカクガイは漢字だと直角なんだけど細く真っ直ぐで尖った円錐の貝殻を持つイカみたいなやつね。【ダイオウチョッカクガイ】は全長30メートルぐらいかな。強いモンスターよ。


「外壁、少し傷むかしら?」


「お客さんのダンジョンマスターが興奮して出ようとしてますけど、いかがいたしましょう?」


()めなさい。今日のお客様たちは海に慣れていないわ。ラウンジの大型モニターに表示してショーの一環だと誤魔化して」


 あれの殻はとても硬く鋭いの。それがマグロよりも速いスピードで泳ぐ。大型のモンスターでさえ串刺しにされるのを何度も見たわ。足、というか触手も力強くて、ちょっと面倒な相手なのよ。

 味はいいし、殻も素材や建材として有用だから狩りがいはあるのだけれど。うちの眷属はリヴァイアサンの鱗武器があるからあの殻にも通用するしね。


「ダイオウチョッカクガイかぁ。クラーケンの手下ね。いいわ、ハムちゃんがやったげる」


「え?」


「ハムちゃんが狙われてるかもしんないかだし」


 バハムートを狙うなんていくらクラーケンが慢心してても、そんなことはしないと思うけど。やるにしても戦力が少なすぎるでしょ。それとも、これは陽動かなにか?

 私が止める間もなく、ハムストリングちゃんは外に出てバハムートの正体を現した。

 まあ、正体といってもダンジョン機能によるモニターに映っているのは、竜宮城に被害が出ないように本来よりもずいぶんと小さい100メートルぐらいの姿ね。


 突如出現した巨大金魚(バハムート)にも動揺することなく、尖った貝殻の先端を前にして突っ込んでくる1匹のダイオウチョッカクガイ。しかしバハムートはヒラヒラの大きなヒレでそれをふんわりと受け止め、軽く身体を捻り、全体の大きさからすれば小さめの口で啄むようにバリッベキッと貝殻を噛み砕いた。


「うそっ! ダイオウチョッカクガイがあんな簡単に……」


「そりゃバハムートだからねえ、あんなの余裕でしょ」


「そうなんですか!?」


 ほら、他のも貝殻に渦巻の海流や電気をまとって突撃しているけど、あっさりと返り討ち。触手や貝殻を貪られる結果になったわ。

 ……ちょっと勿体ない。あの貝殻、うちの竜宮城には似合わないけど、城の塔部分のトンガリ屋根用にダンマスにも人気なのに。あいつら逃げ足が速いから狙って獲るのも難しいのよねえ。


「あのヒレ、スゴイですねえ。まさに鉄壁のカーテンです」


「なに言ってるの! カーテンなら筋肉じゃないとダメじゃない!」


「す、スミマセン!」


 あら、怖がらせちゃったかしら?

 ごめんなさい。ギャグだったんだけど、前世のアレを知ってなければ通用しないネタだったわ。あとで前世の記憶持ちのお客様(ダンマス)相手に使うことにしましょう。ジムをご利用してくれてる方ならきっと受けるわ。うふふ。


「いいわ。他のモンスターは?」


「バハムートとダイオウチョッカクガイの戦闘の余波で半分くらいになってます」


「あらあら。素材目当てにお客様や従業員が出ていかないように注意してね。バハムートにぱっくんちょされちゃうわ」


「は、はい!」


 あの子がそんなことしないとはわかっているんだけど、多少は怖がらせておかないと。ハムストリングちゃんにもそう頼まれてるし。「お姉さまみたいに畏怖されたいの」って。



 ◇ ◇



 戦闘終了後、人魚モードに戻ったハムストリングちゃんがつまらなさそうに愚痴る。


「歯ごたえなさすぎー」


「そう。ハムストリングちゃんの歯は丈夫ねー」


「あれの上位種のメタルダイオウチョッカクガイでもいけるわね」


 きらーんと歯を光らせてるけど、私のボケをわかっててスルーしてくれちゃったのかしら、この子?

 ってマジでいるの? 私も見たことないわよ。【ダイオウチョッカクガイ】はSSR。上位種となればEXRだから遭遇率が低いのは当たり前なのかしら。

 その殻も噛み砕けるって無茶苦茶ねー。うちの眷属たちでも相手になりそうにない。


「小物たちはハムちゃんの食べ残しを漁って帰っていったみたいね。そんな作戦だったのかな?」


「瘴気をたっぷりと含んでたから、無駄にしたくないんでしょ。殻の破片はうちのお客様が持ってっちゃったけどいいわよね?」


「いーんじゃない。あの程度じゃレヴィアお姉さまも喜ばないしー」


「ありがと。その分、ハムストリングちゃんの宿泊費と相殺しておくわねー」


 実はバハムートからの瘴気吸収だけでもとんでもないDPが入手できてるから宿泊費なんて発生しないんだけど、こう言ってた方が気にせずやってきてくれるのよね。瘴気以外ので支払いが好きなんて野良モンスターのくせに変わった子。

 ああ、レヴィアもそうだったから真似したいのねー。

 それと殻の破片は従業員が回収してダンマスたちに売りつけたわ。持ってったけど、売ってないとは言っていない。なんてねー。


「レヴィアの旦那がダンジョンマスターなら喜ぶんじゃなあい?」


「どうせならテイオウ種かクリスタル種の方がいーわ」


「ダイオウ種より希少種じゃない。実在するの? ってか、レヴィアの旦那も実在するの?」


 レヴィアと結婚するなんて希少度でいったらURとかLRクラスなんじゃないかしら?

 いったいどんな変態なのか気にならないといったら嘘になる。

 レヴィアには恩があるから。私が新米ダンジョンマスターだった頃、ダンジョンマスターを失ってはぐれモンスターとなっていた彼女にさんざん面倒を見てもらった。海底なんてシビアすぎる場所を選んでしまった私がまだ生き残っていられるのもリヴァイアサンのフォローがあってこそ。だからこそ幸せになってほしい。


 せめてまともな変態であればいいんだけど。あまりにも鬼畜だったらその旦那をシメなくてはいけない。


「だぁからぁ! いるって言ってるでしょ!」


「だってねえ。レヴィアちっちゃいじゃない」


「相手も小さかったからノープロブレムよ! こんぐらいの」


 小さいってま、まさかアレじゃないわよね? 身長の方よね?

 ハムストリングちゃんが両手で示してる大きさも30センチぐらいだから身長で間違いないはず。

 もう、やだもう! 変な勘違いなんかしてないんだからぁ!


「え? その大きさってまさか小人なの? ダンジョンマスターなのよね?」


「そーよ。そう言ってたわ。眷属も小さくてかわいい子が多かったのー」


「なんでそんな弱いやつがレヴィアの旦那になるのよ! そりゃあの子は面倒見がいいけど、だからって限度ってもんがあるでしょ! 小人なんて最弱種族じゃない!」


 小人ってことは小さい妖精よね。あいつら、厄介な能力持ってることもあるけど戦闘力が極限までに低いのよ。おまけに紙装甲。ちょっと攻撃がかすっただけで死んでしまうのよ!

 そんな地雷種族と結婚してしまったなんて……も、もしかして私が結婚したいなんて話をしたから焦って、相手を脅して無理矢理に結婚を迫ったんじゃないかしら?


「んー? そこまで弱くはなさそうだったわ。ハムちゃんには遠く及ばないのはとーぜんだけど、あれはそこそこ強いんじゃね?」


「え、だって小人なのよね? 陽気でおバカで筋肉の足りない」


「ハムちゃん小人ってよく知んないからわかんない。んでもレヴィアお姉さまだって小さいのに強いもんねー」


 むむ、となると正体が別にあって〈小人化〉で小さくなってるの?

 それならレヴィアとお似合いかもしれないけど、なんかモヤモヤするわね。


「あ、そーそー。これ、その小さいやつから預かってたんだった。レヴィアお姉さまのお友達によろしくーって」


 ごそごそと彼女が荷物を漁って取り出したのは長くて白い物体。片方の端には緑で長い葉がたっぷりとついている。

 知ってる。

 これ知ってる!


「だ、大根!?」


「そんな名前だったかな? レヴィアお姉さまもこれ、あんたが大喜びするって言ってんだけど」


「え? なんでこれが?」


 この世界には大根がない。ニンジンもカブもジャガイモもあるのに、なぜか大根がない。

 人魚の脚、と前世の記憶持ちダンジョンマスターたちが呼ぶくらいに大根はありえない品なのだ。

 だとするとこれは前世からの持ち込みアイテム? そんな貴重品を貰っていいの?


「栽培に成功したって言ってた。あ、あとレヴィアお姉さまが大根の料理教えてほしーって」


「マジで!?」


「マジマジー」


 もしかして前世は農家の人なの?

 なんで小人なんか選んだかわからないけど、めっちゃいい人!

 さすがレヴィア、見る目があるわね。


「ああ!?」


「どしたん?」


 眷属の人魚がハムストリングちゃんの散らかした荷物を見て驚いている。これぐらいで目くじら立てることないわよ。

 おや、見ているのは荷物の一部のみね。あれは水着?


「あ、あの、それまさかリオハルコンのブラでは?」


「オリハルコン?」


「リオハルコンですよ、リオハルコン! 今話題のブランドなんです、乙姫様。取れにくくて肌触りもデザインもいい。女性ダンマスだけじゃなくて眷属にも人気なんですよ。でも、出荷数が少なくて入手困難で……」


 あ、落ち込んじゃったわね。欲しかったけど買えなかったのね。

 うちの従業員は竜宮城らしい着物チックな制服なんだけど、眷属は戦闘することもあるから服装は自由。人魚らしくブラのみの子も多い。だからこそ余計にその話題の商品が欲しかったのね。


「そんなこと言ってたかな?」


「貝殻っぽい柄なんてのもあったんですね、いいなぁ。本物の貝殻のだと合うの探すの大変だし硬いし、イマイチなんですよねぇ」


 そうなの?

 人魚の子たちの勝負服としてはよく使われてるアレってそんな代物だったとは。

 私? 私はもちろん着物。貝殻ビキニなんて未体験よ。

 ダンマスたちに人気ってことはこっちの業界のアイテムよね。だとすると野良モンスターのバハムートの入手手段、奪うか貰うしかないワケで。


「レヴィアにもらったのね。結婚してからこういうのにも気を使うようにもなったのね。ずっと私が服を選んでいたのに」


 あらいけない、なんだかちょっと寂しくなってしまったわ。


「そうね、レヴィアに会いに行かなくちゃいけないわね。旦那もみたいし」


 決して大根の定期購入の申し込みが目的ではない。そっちはあくまでついでなんだから!



チョッカクガイの直角は真っ直ぐなつのみたいな形から

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― 新着の感想 ―
[一言] 大根で乙姫様を一本釣り!
[一言] ……分かっていたけど想像の更に斜め上をいくパワフルなダンマスでしたね、乙姫(汗) まさかまさかの筋肉フェチ、筋肉マニア、筋肉フリークだったとは……もしかしてタコとかイカとか大好きだったりす…
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