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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

作者: 童貞(39)


はらはらきらり。




少女には友達が居なかった。


少女には頼れる人が居なかった。


家族までも少女に冷たく接した。




少女は雪の降る夜、

あるウサギと出会う。


そのウサギは言葉を喋った。



少女には頼れるものができた。

友達ができた。



少女はそのウサギにユキと言う名前をつけた。


少女は言った

「私、みんなに虐められてるの。」


ユキは言った

「私が助けてあげる」


少女は喜んだ。




ユキは言った。

「ほら、終わったよ。」


ユキは家族を、学校の人間を、すべて食べてしまった。



少女は言った。

「化物…!!」


ユキは言った。

「信じてたのに…」



ユキは涙を流した。

そして少女を喰らう。






はらはらきらり。


少年は出合ったウサギに言った。

「僕には仲間がいないんだ」


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