登場人物紹介という名の作者のメモ(ネタバレあり)
そろそろ登場人物が多くなり、作者でさえ把握できなくなりそうなので、ここにメモしておきます。参考程度にどうぞ。特に脇役キャラが忘れそうです……。注、まだ登場していないキャラクターもあります。ネタバレありです。
レイン・アマナギ……鈴牙人の十七歳の少年。黒髪に青い瞳。北方群島で昔は庭師を目指していたが、わけあってジョゼ神学校に在学中。園芸部に所属。故郷に父源太、母アンジェ、弟のコウがいる。リタ・ミラの種を宿している。守り手はリシェン。一応主人公。
リシェン・ブラダマンテ……竜の民の十七歳の少女。金髪に深緑の瞳。白竜サライに乗り、空を自由に飛びまわることができる。法術はまったく使えないが、身体能力は飛びぬけて高い。兄のエトスが大樹ラスティエの神官をしている。父はクロフ、母はディリーヤ。一応ヒロイン。
レイ・イール・アヴィニヨン……ラスティエ教国の最年少の司教の位を持つ十七歳の少年。金髪に青い瞳。リタ・ミラの種を宿している。ラスティエ教国で広く聖職者を輩出する四名家の一つ、アヴィニヨン家の出身。
ヴィオレッタ・ヴィエラ……ラスティエ教国の最年少の聖騎士の十七歳の少女。黒髪に紫の瞳。レイを守る役目を請け負っている。
アンリ・アザンクール……竜の民の四十代の男性。焦げ茶の髪に深緑の瞳。白竜イサクを自由に乗りこなす。元々はリタ・ミラの種を宿す少年ルーカスの守り手だったが、現在は教皇の命を受けて世界各地を飛び回っている。アンリとは偽名。
ベアトリクス・ブーベ……アンリの相棒の女性。レインと同じくらいの年頃の娘がいる。ルーカスの母親。
カルロ・コッテ……経済に詳しい人物。
デイヴィッド・デフレ……元軍人。カルロの警護を勤めている。
エレナ・エルニェーヴァ……通訳者。十数カ国語の言語を操る。美人だが男嫌い。
サラ・スミリャスカ……シェスの姉。黒髪に青い瞳。ジョゼ神学校の三年生。目が見えないが、法術の成績は優秀。合唱部に所属している。聖イストア皇国の経済を牛耳っている財閥の元令嬢。現在は弟と共に亡命している。本名はオリガ・ユスポヴァ。
シェス・スミルノフ……サラの弟。銀髪に赤い瞳。レインと同じクラス。剣術部に所属している。聖イストア皇国の財閥の養子にして、姉の家族の護衛を任されていた。得意武器は両手剣。本名はデニス・ユスポフ。
アレクセイ・ユスポフ……聖イストア皇国の経済を牛耳る財閥の副総帥。サラの従兄弟。
イヴン(息子)……大司祭で異端審問官の男性。教皇のそばに仕えていた。今はジョゼ神学校の法術実技の先生。
シェーラ……薬学の先生。イヴンの妹。
マムーク……生徒指導の先生。
ワン……レインのクラスの担任。数学理論の先生。
オリヴィエ……歴史の先生。鈴牙人であるレインを嫌っている。
ノートゥン……法術理論の先生。教皇の良き友人だったが、現在は枢機卿の座を退いて、後進の指導に当たっている。
オルグ……レインの親友。文武共に優秀。イストアの国費留学生だったが、事故で命を落とす。
リャン……レインの親友。いつも三人でつるんでいる。華南の出身。
ナンナ……レインと同じクラスの女生徒。
ヨウタ……剣術部の主将。三年生。本名はヨルム・シュハイム・山敷・ガラグリギヤ・李・ミシェイル(以下略)。
ミゲロ……太めの体型。一年生の頃、レインをいじめていた。
ウルベール……背が高い。一年生の頃、レインをいじめていた。
ライ・ガウェイン……レインの故郷、北方群島の辺境伯アルバート・ガウェインの息子。銀髪に紫の瞳。三年前に行方不明になる。レインのかつての親友。現在は空船を手に入れるため、空賊の下で働いている。
源太……レインの父親で、故国を失った鈴牙人。北方群島の辺境伯の下で庭師長を務めている。
アンジェ……レインの母親。辺境伯夫人のユキコとは学生時代からの友人。
コウ……レインの弟。
セイナ……レインの妹。家の前に捨てられていた赤ん坊で、レイン達とは血の繋がりは無い。
アルバート・ガウェイン……ライの父親。北方群島の辺境伯。
ユキコ・ガウェイン……ライの母親。鈴牙国の祭祀長の娘。
アンナ・ガウェイン……ライの妹。
アグラダ・イスカリオテ……初期ラスティエ教を伝えた八信徒の一人。ラスティエ教国の初代教皇。銀髪に青い瞳。二十七歳で外見を止めたまま、千年もの月日を過ごしている。常々教皇を退きたいと思っている。
フェデリコ・デ・ブルゴス……四名家の一つ、ブルゴス家の出身。「空船落としのフェデリコ」と呼ばれている。位は大司教。教皇アグラダに心酔している。
ジュリアーニ・エンデ・カノッサ……四名家の一つ、カノッサ家の出身。女性が好きで、誰彼かまわず声をかける。婚約者のマグダレーナに頭が上がらない。位は司教。名前は祖父からもらった。
マグダレーナ・イスカ・アヴィニヨン……四名家の一つ、アヴィニヨン家の出身。外見は清楚で美人だが、性格は男性よりもさばさばしている。婚約者のジュリアーニを尻に敷いている。位は司教。ジュリアーニの祖母、カノッサ家の元当主、カトリーヌを尊敬している。
フリードリヒ・ウィッテ・ケルン……通称フリッツおじちゃん。ラスティエ教国の四名家の一つ、ケルン家の出身。教皇も怖がる枢機卿。かつて教皇の娘アンジェの婚約者だった。
ヴィルヘルム……ケルン家の出身。フリードリッヒの甥で大司教。
ヘルベルト……ケルン家の出身。ヴィルヘルムの弟で騎士。
イヴン(父)……枢機卿。元修道女サスキアと結婚して、一男一女をもうける。教皇アグラダの破天荒な行動に頭を悩ませている。
ムスタファ……ティワン教区の司祭。ブゾーニ司祭亡き後、姉ファティマと一緒に教会を管理している。
ンゴロ・ネデパイ……褐色の肌の中央から派遣された異端審問官。
シェンタ……異端審問官の女性。イヴンとンゴロの同輩。
ミハイル・ミハエルヴィッチ……聖イストア皇国国家諜報部副長官の男性。
イオアン……ミハイルの部下。