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わたくしのセリフですわよ!?

「リュネシュカおねえさまぁ〜!!!」


「あら、サーラシュカ、おかえりなさい」


「あら、お帰りなさい、サーラちゃん!」


「はい!只今、帰りました!

って、お姉様!?おかえりなさいって!

それは、わたくしのセリフですわよ!?」


「ふふふ、そうね?

ただいま、サーラシュカ」


「はい、お帰りなさいませ、お姉様!!!」


破天荒な元気すぎる子が帰って来ましたね。


彼女は、サーラシュカ。次女として生まれて、商人を目指している、賢くて、可愛い妹です。


ただ、実家だと、あまりにも元気すぎて、声が耳にキーンときます。


もうちょっと、落ち着くと良いのですけれど。


「義姉上、お久しぶりです」


「ええ、お久しぶりですね、カトロン様」


「義姉上が、お元気そうで、なによりです。」


お父様の親友の息子にあたります、カイルドス子爵家の次男、カトロン様ですね。


彼は、商人見習いとしても騎士見習いとしても優秀な文武両道の秀才型、妹の婚約者なので、すでに、義姉上と呼んで下さいます。


普段なら、王立騎士団で寮生活中なのですが、夏休みのサーラシュカに合わせて、この商会の手伝いに来ています。





「お姉様は、アレイシオ辺境伯領に旅行するから帰省はしないって聞いていたわよ!?」


「ええ、当初は、その予定でしたけれど」


「突然、帰省するのなんて珍しいじゃない!

いったい、何があったの!?」


「義姉上のドレスや髪飾りは新品のものだから、お茶会にでも行かれるのでは?」


「まあ!お姉様がお茶会に!?そうなの!?

お茶会にお呼ばれしましたの!?」


「確かに、このドレスは、アレイシオ辺境伯領でお茶会に呼ばれた時に購入したものよ。」


カトロン様は、やっぱり、勘が宜しいようね?


お茶会に、滅多に行かない私に、お茶会に行くのではないかという発想が出てくるなんて。


「とっても綺麗!

お姉様にぴったりなものね!

どちらで、購入をいたしましたの!?」


「先輩侍女の、クロワーヌ男爵令嬢

メアリー様からのご紹介で行きました。

ダイヤー商会よ。」


「まあ!アレイシオ辺境伯家、御用達の!?」


「そう、このドレスに合わせたアクセサリー類が欲しくて、お母様に相談に来たのよ。」


「あら、そうなのね!?

そのアクセサリーも、とても素敵だわ!」


「うん、確かに、義姉上によく似合いますね。

好きな人でも、出来たのですか?」


「まあ!? お姉様、カトロン様の勘は、とても当たるのよ?お姉様、そうなの!?」


「カトロン様〜、実は、そうなのよ〜!

リュネちゃんったら、恋しちゃったみたい!」


「まああああ!?

そうなの!?そうなの!?

お姉様、どなたに恋したの!?」


「へぇ、義姉上は、どなたに、恋を?」

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