面白い妹さんなのね!
「美味しいです…!」
「はい! とても美味しいですね!」
「あはははっ!
ありがとうございます!
どうぞ、ごゆっくりお過ごし下さい!」
初のエッグベネティクトが、あまりにも美味で感動してしまいました…!
エッグベネティクトは、マフィンというパンに半熟たまごが乗っている料理のようです。
野菜サラダ、ヨーグルト、ワカメスープ付き。
「また来る機会があれば、エッグベネティクトを食べたいくらい、美味しいですね。もちろん、他の料理も、気になりますが。」
「あら、気に入ったようで、なによりよ。」
「メアリー様、こちらに、連れて来て下さって、ありがとうございます!」
「ふふふ、どういたしまして。」
「次の秋の夜会には
アイラード様と出るのね?」
「はい、どうやら、そうなりそうですね?
当初は、帰省する予定は無かったはずなのですが、実家に行って事情を説明しようかと。」
「あら、戻ったら、ご実家に寄るの?」
「はい、家族みんなに驚かれそうですが。」
「ふふふ、そうね。きっと、驚くでしょう。」
実家には、妹の婚約者が来たり、親族が出入りしたり、商会の方にお客様が来たり…
かなりの賑やかな実家なので、いきなり、帰省したら、かなり騒がれそうですね。
「次の秋の夜会に、妹とその婚約者は参加しそうなので、事情は説明しないといけません!」
「あら、リュネシュカさんの妹さんに会えるかもしれないのですね。」
「はい、きっと、会えますよ!」
「だから、事情を説明するのね?」
「はい、何も知らせずに、夜会当日、ばったりと会いましたら、いつの間に、婚約者が!?と、母に噂で伝わって、ややこしい勘違いが色々と起きそうなので…!」
「ふふふ、そうなのね。」
お母様だけじゃありません!お母様のお友達は噂話が好きな人だらけなのですよ!
いつの間にか、噂話が、地域に広まってしまう前に、お伝えしなくては!
それでも、私が、伯爵様のエスコートで夜会に入ることは、噂として広まりそうですけれど。
「サーラシュカは、15歳にして、商人みたいな子ですから、良い取り引きの相手を、お姉様が連れて来たって騒ぎそうです!」
「まあ! ふふふ、面白い妹さんなのね!」
「はい、本当に、面白い妹ですよ!」
妹だけは、違った反応をするでしょうね。
あの子って、婚約者以外を、殿方を異性として全く見ていませんから、取り引き相手が増えて取り引きしても良いか聞いて来そうですよ!
「あ、ダイヤー商会との取り引きは、妹が喜んで引き受けてくれると思いますよ。」
「ふふ、そうなのね、良うございました。」




