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夫婦お揃いなんです

「この家にはですね!

お茶会用のお部屋があるのですよ!

もともとは、僕のひいお祖母様が使われていたお茶会室なんですよ!」


「アストゥロ様の、ひいお祖母様が…」


「はい、そうです!

ひいお祖母様様は、王女殿下として生まれて、辺境伯家に降嫁をされたので、たくさんお茶会したんだそうですよ!」


「まあ! そうなのですか!?」


つまり、アイラード様は、王女殿下の孫息子。


なるほど、だから、国王陛下の再従弟にあたるお方なのですね。


王都に帰宅したら王族の家系図を購入した方が良さそうでございますね。





「こちらが

お茶会用の部屋です!」


「まあ! とても綺麗な場所ですね!」


そのお茶会用の部屋は、王女殿下だったというアストゥロ様のひいお祖母様のお上品さが見え隠れするような、美しいお部屋でした。


白亜の壁に、可愛いらしい品の良い感じの花が飾られています。カーテンもまた、シンプルな水色の花柄ですから、可愛いらしい感じで。


机の上には、きらきらと輝いて見える軽食が、たくさん並べられています。





「では、セナとメイディ夫人の結婚を祝して、

お茶会を始めさせて頂く。」


「「「ご結婚

 おめでとうございます!!!」」」


「おう! みんな、本当に、ありがとう!!」


「皆様、誠に、ありがとうございます!!」


セナさんは、笑いながら、祝福を受け止めて、メイディさんは、にこやかにお辞儀しました。


ちなみに、メイディさんは、セナさんの髪色と同じ淡い緑のスレンダーラインのドレスです。 


メイディさん、綺麗…!


「さらに、久しぶりにこの領地に帰省してくれたメアリー嬢と、王都から、わざわざ旅行に来てくれたリュネシュカ嬢に感謝を。」


「「こちらこそ、ありがとうございます!」」





「セナさん! メイディさん!

改めて、ご結婚おめでとうございます!」


「おお! 本当に、ありがとう、お嬢さん!」


「ありがとうございます、リュネシュカさん」


「こちらのプレゼントをお二人にお渡ししたくて持って参りました…!」


「おお!? これは、小刀入れかな!?」


「はい、こちら、夫婦お揃いなんです!」


「ありがとうございます!」


「ありがとう!!」


実は、ダイヤー商会のご紹介で武器屋さんに。

冒険者な新婚夫婦にぴったりなものを。


セナさんには緑色、メイディさんには黄色で、腰に付けても、違和感ないものです。

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