お茶会をやらないか?
「アステリノ男爵令嬢は、メアリー嬢のご実家に滞在することになるのかな?」
「はい、そうです!
クロワーヌ男爵家に滞在予定です!」
「リュネシュカさんは、王都から出たことがないみたいで、ちょっと心配なのです。実家の方が安全ですから、こちらに招待致します。」
「メアリー様!
ありがとうございます!」
メアリー様いわく、クロワーヌ男爵家の敷地に離れがあるそうです。そちらに、メアリー様と共に、宿泊をすることになりました。
クロワーヌ男爵家は、男爵夫妻、嫡男様夫妻、嫡男様夫妻のご息女が暮らしているそうです。
つまり、メアリー様のご両親と、お兄様夫妻、姪っ子にあたる方々となりますね。
「クロワーヌ男爵家は、要塞の街にある、冒険者ギルドの近くにあるんだ。」
「あら、冒険者様が多い地域なのですね?」
「うん、ざわざわしているかもしれないけれど、確かに、ある意味、治安は良いよ。」
「まあ! 素晴らしいですね!」
「セナ………!」
「んー? なんだ、アイラード?」
先程の、無表情に近い表情から、安心したかのような優しい表情に戻ったセナさん。
セナさんは、アイラード様の親戚で、幼馴染。
事情をいろいろと知っていて、アイラード様を心配なされているのでしょう。ご心配をおかけしました!セナさん、申し訳ありません!
「近いうちに
この4人を招待するから!」
「んん?? 招待??
俺達を、何に招待するんだ?」
「ヴィンゼン伯爵家で、お前たちの結婚の祝福を兼ねたお茶会をやらないか?」
「おお!そういうことか!
もちろん、いいぞ!ありがとよ!」
突然、お茶会をすることになったようです。
いつの間にか、ご結婚をなされていた幼馴染の親友を、新婚夫妻を祝いたいのでしょう。
「お茶会は、いつになるんだ?」
「うーん……… 日にちは………
来週末、どうだろうか?空いてそうか?」
「ああ!構わないぞ!
今回は、時間があるから!」
「アイラード様!
ありがとうございます…!」
「私からも!
ありがとうございます…!」
新婚夫妻のセナさん、メイディさんは、とても嬉しそうに、微笑んでいらっしゃいます。
その様子を見たメアリー様も、ニコニコです。表情が柔らかくなっています。
そして、私まで、誘ってくださるなんて!
ありがとうございます…!
「えっ!?アイラード様
私まで、お茶会のご招待を…!?」
「うん、アステリノ男爵令嬢、この辺境伯領は、観光地は、ラベンダー畑くらいだが、こちらに滞在中は楽しんで過ごして欲しいからな。」
「はい!ご招待ありがとうございます!」




