2話 新たなる旅
やっと俺は女の子のいう家にたどり着いた。
女の子の言う家は、ものすごく、おうきかった。
「ねえ、きみのお家って……お城‼︎」
「うん!なかえ入ろう。」
「でも俺なんかが、いちお村人だし」
そう言ってるうちに熱事らしきものが こっち にきて言った 。
「どこえ、いらっしゃたんですか。ミナノ様」
どうやらこの子の名前は、ミナノというらしい。 すると執事が言った。
「で、あなたは? 」
「俺は、キヨマです。この子が迷子だったのでこの子に聞いてここまできました。」
「そうだったんですか私の名前はボフッアです。どうぞ中に入ってください」
「おれは、親子に財布を…」
「それだったら私が届けますよ。いいからなかえ。」
俺は無理矢理お城の中へ入れられた。そしてお客様用の部屋で いっとき座っていた。そこには見たこともないお菓子が置いてあった。30 バルシ( 1万円)はするだろう。これをそのお菓子を眺めていると、 1人の女性がこっちへ来ていった。
「それ食べていいわよ。」
おれは、聞いた。
「あなたは?」
「私は、ミナノの姉のシャルよ。ミナノから何故か血を流すと大魔王になってしまうと言うことも聞いたわ、確かあなたの名前はキヨマだったわねそれで私に言う事は無い?」
「シャルさんに言う事?」
「そうよ、ミナノを守ったためにキヨマが大魔王だということがバレた。しかもキヨマが大魔王になる前の顔もばれてしまった。冒険者や騎士その他の人も500プレミバルシ(1000億円)の賞金をねらってくるはずよ。もし、つかまってしまうとさいやく、死刑ね。だから、ミナノの姉としてわたしがついていくは、ここからは、まだ噂が広がっていない場所えと、うつりつづけないといけない。さぁどうする?」
「ど、どうするって言われても…ミナノちゃんからは、だいぶお世話になったし、それなのにシャルさんまでお世話になるなんてとんでもないよ。」
そんな話をしていると、ドアのすきまから、ミナノがこっちをしんぱいそうにみているのがわかった。俺の体の力なぜかすっうとぬけた。俺はこれで分かった。なぜ自分がこんなにもえんりようをするかが、おれは、こわがっていたんだ。何もかも挑戦せずにできないと思い込んでいたんだ。これもそうだ、いままでずっと1人で生きてきた俺が、仲間が増え、はじめてのことにこわがっていたんだ。いわゆる現実逃避ってやつだ。俺は深呼吸をしドアに隠れていたミナノの頭をポンポンとたたいていった。
「ミナノが心配しないんでいいんだよ」
「うん!」
俺は、きめた。
「どうやら決心はできたようね」
「はい!」
そう新たな旅へ。