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大魔王は俺で俺は村人で  作者: やんま
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1 話 災難と困難

「困ったな。あの親子財布をわすれていっちゃたよ。まずはこの体を戻さないとな」


そう言って薬を塗るとけがをしていた場所が治ったと同時に人間にもどった。そう俺は、けがが治ると、人間に戻るのだ。



「手当たり次第あの親子探してみるか。」


そして村の中を探して 2時間経った時の事、村人たちが騒ぎ始めた。どうやら、幼い女の子を人質にして金を要求してくる奴が暴れているらしい。


「金を出さなければこいつの命はないぞ!」


俺はすぐさまそこへ向かった。


「あの〜そこまでにしといたほうがいいんじゃないですか。悪者さん」


「誰が悪者だ捕まえろ‼︎ 」


そして俺はその悪者の手下に動けない状態にされた。


「金を出さなければ、もういい殺す‼︎」


「やばい!」


俺は動けない状態にされているので頭を思いっきりうって、自分の頭から血を流した。すると体が変化し、大魔王になった。


「だ、大魔王だと」


「その子から、てをはなせ!」


「わかった、わかった。いのちだけは、どうか!」


俺は、すぐさま女の子をだかえて、助けた。


「大丈夫きみ?」


「うん、助けてくれてありがとう。」


すると数百人の騎士が俺の目の前に立っていた。


「大魔王をとらえろ!!」


「やべ、まだこの恰好だった。逃げよう」


女の子を抱えたまま10キロはなれたところへにげた。


「はぁはぁ、ごめん、おれのつごうでこんなとこまできちゃって…この体、怖いよね、早く戻すよ。」


そう言って頭を直そうとするが頭が治るような薬を持ってはいない。


「頭、どうしよう」


すると女の子が口を開いていった。


「私治せるかも…」


そう言いながら俺の頭に手を置いて10秒ほど待つと痛みがすーっと抜けていつの間にか直っていた。それと同時に人間に戻っていた。


「す、すげーもどった。ありがとう」


「うん!」


「からだもなおったし、君の家へ行こう。どこかわかる?」


「ここの近くにあるよ」


「よっしゃあ、行こう!」

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