2《サービス開始初日は…》
周りにはAIの”アイリスちゃん”しかいないのであの名言を思わず叫んでしまった。
光が弱くなりあたりを見渡すと見覚えのある景色が浮かんできた。
そう、《O.S.O》のPVで散々目に焼き付けたあの風景と一緒だ。
なんだか周りがざわざわと聞こえる。耳を傾けると剣士や、魔法使いと思しき格好した人が俺を見て「あいつどっかの大佐みたいなこと言ってるよ」「本当に言うやつ初めて見たわ」と笑いながら言う。
”アイリスちゃん”だけかと思ったらいつの間にスポーン地点にいたんだ!?
居心地が悪く場所を移動した。
誰もいない公園らしきところに着きベンチに座り自分のステータスを確認してみた。
名前:以下省略
Lv.1
職業:付与師
所持金5,000ゴルド
HP:20
MP:30
Str:3
Vit:4
Dex:7
Agi:4
Int:6
Luck:5
スキル
《鍛冶Lv.1》《錬金Lv.1》《調合Lv.1》《裁縫Lv.1》《鑑定Lv.1》《魔力制御Lv.1》《付与Lv.1》
スキルポイント:0
我ながら生産メインだな。
スキルの説明文が出ないな?鑑定使えばいいのか?
取り敢えず《鑑定》。
《鍛冶Lv.1》・・・鍛冶工房で武器を作ることができる。
《錬金Lv.1》・・・アイテムとアイテムを合成すると新しいアイテムを作り出せる。錬金するには、錬金キットが必要。
《調合Lv.1》・・・薬となるアイテムが作れる。調合するには、調合キットが必要。
《裁縫Lv.1》・・・布を縫い衣服などを作成することができる。裁縫するには、裁縫キットが必要。
《鑑定Lv.1》・・・物や人を詳しく見ることができる。人物を鑑定する際、Lv差が激しいと鑑定できない。スキルのLvが高いと詳しい説明文がでる。
《魔力制御Lv.1》・・・魔力をコントロールすることができる。スキルを使用するMPが減る。Lvが高いほど効果が高まる。
《付与Lv.1》・・・PCやNPC、物に付与することができる。Lvが高いほど、使用できる付与数が増えたり、持続時間、効果が高まる。
付与の種類は”ストレングス” ”アジリティー” ”ディフェンダー”がある。使用MP2。持続時間1分。
スキルは名前通りの効果だな。
早く生産したいが、素材がない。素材集めにフィールドいくか!!
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~フィールド草原~
「おい!何俺の獲物獲ってんだよ!」
「早い者勝ちだろ!?」
「うわっ!あいつトレインされてるよ!」
「お、おい。こっちに来たぞ!?」
「や、やめろーーーー!!」
ピチューン!
カオスだ……
そういえばサービス開始初日だったな。
当分は狩りにいけないな。地道に薬草とかいろんなのを採取するか。
草を発見し《鑑定》を実行する。
《鑑定》
【薬草】・・・HPが少量回復。味は苦い。
《鑑定》
【毒草】・・・見た目からして毒々しい紫。食べると毒状態になりHPが減る。
《鑑定》
【火草】・・・香辛料。ピリ辛な味。
《鑑定》
【最高草】・・・食べるとハイテンションになる。摂取しすぎると体に毒。
鑑定便利だな。
最後の草は危ないな。
てかゲームにそんな草作っちゃダメでしょ!
なんか使い道あるかもしれないから全部インベントリーにしまったけども。
三時間程、採取していると気づけば夕方になっていた。夜のフィールドは強いモンスターがいるから町に帰らないとまずい。マップを確認すると10分程歩いたところに町があったので急いで帰ることにしよう。
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いろんな草を採取できたから《調合》してみようかな。
薬草と薬草を
《調合!》
―――ピピッ!
調合できません。
あれ?
なんでだ?
《調合!!》
―――ピピっ!
調合できません。
あっ!
調合キット持ってなかった!
そりゃ調合できるわけないか…
もう夜だからお店も閉まってるか…
もうログアウトして続きは明日にしようか!
次回掲示板になります。




