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一時間目 出会い


魔法使いモノです。

彼は、普通の学生でなんの巡り合わせか分かりませんが魔法の国に行くことになります。

魔法使いが住む場所、きっとファンタジーな展開になることを祈りつつ。

すてきな展開が繰り広げられるといいな、と思ってます。


時間軸的には

現代、

過去、

現代(過去改編後)

みたいな流れで考えてます



1月某日 日本

僕は空港にいた。

空港の窓から外を見渡す。外は夕焼けの景色を背景に飛行機が発着しているところが見えた。

しかし、飛行機ばかり見ていても時間が過ぎて行くだった。


「はぁ、、、暇だ。。」


このまま帰ってしまおうか悩む。しかし住んでいた姉に会う目的があるため、帰るわけにはいかなかった。


両親が海外に渡航中に行方不明となって以来、

いとこの家に世話になっている。

小学生の頃からお世話になっている。

とても良くしてくれて、本当に家族、、

いや家族以上の間柄だと思っていた。


しかし、一通の手紙が僕宛に届いた事で環境が一変する。

その手紙は生き別れの姉からの物だった。

手紙には航空券が添えられていた。

その手紙を読んだ いとこの叔母は、一言

「そうだったわね、、、ごめんなさい、、」

そうつぶやいて、僕を抱きしめた。

僕にはそれがなぜかとても遠く感じた。

泣いていた、、、何故か分からずそのまま たたずむ。

しばらくそのままで、何か声をかけようとした、


「そっか、善ちゃんのお姉さん、、生きてたんだ。」

叔母は顔を僕に向けて涙声でそう言った。


「今日で善ちゃんのお母さんは、終わり。本当の家族のところに行きなさい。」


僕は驚きを隠せなかった、だって、、

前からもこれからも家族だと思ってたのに、

姉さんには悪いが、僕はいまの生活を変える気は無かった。

そう叔母に伝えたが、、

「そっか、ごめんね、、」

と悲しい顔を向けられるだけだった。


その夜、叔父もその手紙を読んだ。

叔父は、

「善太郎、お前はお前の姉のところへ行け。そして、、

お前の姉さんを超えるくらいすごい…、」

「すまん、」

そう言って席を立った。


こうして僕は飛行機に乗って姉さんが住んでいるいるハンガリーまで行くことになった。


出発日当日、叔父と叔母に見送られて空港まで来た。

ここからは一人で頑張らないとな。

そう意気込みつつ、受付にチケットを見せた。


だがしかし、

「こんな航空会社ありませんよ?」

そう言われてしまった。

何故だ、結局僕が乗ろうとしている航空会社は見つからなかった。

なんだこのチケット、偽物なのか?騙されたのか、と思っていた。


半ば諦めて空港の窓を眺めていたとき、

一人の女の人が声をかけてきた。


「あの、少しよろしいでしょうか。あなた様は、

榊様でしょうか?」


「あ、はいそうです。」

あれ、なんで名前を知っているのだろうか。


女の人はこう続ける。

「榊様、やっと見つけました。

あ、紹介が遅れました私、ミーシャ・ハロルドです」


「ミーシャ・ハロルドさ、、」


「あ、ミーシャでいいですよ。」


「ミーシャさん」


「はい。」

もしかして、このチケットについて知ってるかもしれない。

「あの、もしかしてこのチケットどこの航空会社のやつですか?」


「あ、はいそのチケット実は普通のチケットじゃないんですよ」


「え、それって、、?」


「話すと長いのですが、、これ実は魔法のチケットなんです」


「え?魔法のチケットって、、」


「実際に使った方が早いですね。これ矢印が3つあるの分かります?これを矢印の方向に破きます!」

あ、せっかくのチケットが、、


すると目の前に扉がするりと現れた。


「ここを通ると、サンセント・シルヴァ公国に着きます」


聞いたことのない名前だった、


「あの、それはどこですか?」


ミーシャさんは、あっけらかんとこう言った。

「魔法使いと魔法のある国です。」


先いってますね。と言い扉の向こう側に消えていった。

「魔法の国なんて存在するのかな、、?」

僕には信じられなかった。


これが始まりで、いま思い返すと、

一番平和な時間だったのかもしれない。


To Be continue,,

see you later,,


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