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「わ」たしから「あ」なたへ

今この時は 宝なんだ

作者: 日浦海里

あの空の向こうには何があるんだろう

流れていく


空に浮かんだ雲も川の水も


生きた時間も残された時間も


止まることなく流れていく




虹の橋の先


地平の先なのか山の裾野か


渡れば向こう岸に行けるって


いつか誰かが言ってたっけ




縫い留めて


括り付けて絡めて縛ったり


どこにも行けないようにって


単なるわがままなんだけど




眠れなくて


夜空に浮かんだ星たちの光


何千年も前に輝いていた証左


強く輝けたら残せるのかな




野火の煙が


夕焼け空にたなびいている


一瞬が大切なんだって知って


未来(あした)は当たり前には来ない

星空に吸い込まれそうだと思った事はあっても

いざ星空に吸い込まれるとなったら

まだここにいたいと思うなんて

本当に自分勝手だ

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― 新着の感想 ―
[一言]  後悔先に立たずも失って知る事多く、見える世界は視点で変わるを体現しているようで、この詩の中だけで数日経っている事に、立ち直りに時間はかかるも自然の偉大さに触れ小さな悩みに思えて来るのでしょ…
[良い点]  何事も留まることなく流れていく中で。  変わらぬもの、残すもの、残るものも、確かにあって。  でもその選択は自分にはできないことの方が多いのかな、と思います。 >一瞬が大切なんだ…
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