カゲロウ
20XX年ここは東京現在の気温は、28度何とも言えない暑い日だ。しかし、湿度は高くなく日本では珍しい快適な日だ。夏なのに雲がひとつもないとなると少し不気味だ。青い空がどこまでも広がっている
、そんな今日に僕は、ビルの屋上には出しで立っている。まあご察しのとおりだ、今日のためにインターネットで調べておいた、遺書の書き方を参考にして書いてみたはいいものの正直これでいいのかは不安だ、だがしかしそうは言ってられない自分の精神は、しっかりそのことを考えられるほどまともではなかった。
「さてと」
そう一言つぶやいたあとに、一歩踏み出した
僕の体が軋む
ぼくのからだがきしむ
僕ノ体ガ軋ム
20XX年ここは東京現在の気温は、28度何とも言えない暑い日だ。しかし、湿度は高くなく日本では珍しい快適な日だ。夏なのに雲がひとつもないとなると少し不気味だ。青い空がどこまでも広がっているさあ俺は誰だ何とも言えないこの今日にデジャヴュを感じるが思い出せない。タバコを吸うために会社のビルの屋上に来たがなぜだろう胸が痛い脂汗が伝う全身が痛いこの感情は一体何なんだ。俺は平然を装いこの嫌な空間を脱するために、一歩踏み出した。
「さてと」