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さよならにはまだ早い  作者: 岩本ヒロキ
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プロローグ

 自転車の後ろに君を乗せて走る。


 今日あった出来事。友達の話。可愛い噂話。いろんな話を君を後ろに感じながら話した。テストの点数が悪かった?そろそろ3年になるんだよ。またみんなで勉強会しようか。

 いつもは荷棚を掴んでいる君が、その日は僕の制服を掴んで背中に顔を埋めてきた。何か嫌なことがあったんだね。

 そんな時はいつもより少し遠回りをして帰る。


「ねぇ見て。忘れな草が咲いてるよ」

 長い髪が風に揺れて、今にも壊れそうな君をみて。そっと髪に触れる。

「好きだよ。」


 少し屈んでキスをした。



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