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風鈴の巫女  作者: モノクロ信号機
一章 「会いたい」は遠く
11/13

結ぶは意志固き声



コカトリス。そう言おうとした私の口をレナが無理矢理に押さえ、黙らせる。

同時にレナはランタンを軽く叩き、周囲を照らす明かりを消し去った。

体が揺れた衝撃で、押さえつけていた風鈴が一瞬だけ音を鳴らす。それにさえ、レナはびくりと体を震わせた。


灯りが消える瞬間、私はコカトリスの瞳を見た。無機質で何を考えているのかは当然のごとく分からなかったが、そこに確かに私達への殺意があると感じた。


ランタンが消え、視界が一瞬にして暗くなる。枝の下からゴブリン達が慌てる声が聞こえた。


―――ココココ、クココ、クココ。


暗くなにも見えない中で、コカトリスの鳴き声が聞こえた。鶏のようで、鶏と似ても似つかない気味の悪い声が。


僅かな静寂。暗闇の中、私達と化物共の誰もが一瞬声を潜め、息を飲んだ。その場の均衡を崩さないように。


最初に沈黙を破ったのはコカトリスだった。

ざわり、と梢の葉擦れのような音を耳が捉える。

刹那、何かが潰れるような音とゴブリンの悲鳴が夜闇に響き渡った。

それも一回ではなく、続けて二度、三度。


コカトリスがゴブリンを襲っているようだった。補食対象なのか、縄張りの守護が目的なのかは判断できないが、次々と周りにいるゴブリンを殺している。


ゴブリン達が逃げ出し、草を掻き分ける音や茂みに飛び込んだような音が聞こえた。

だが、木々が風で擦れるような音が響く度に必ずどこかで悲鳴があがった。


闇に目を凝らすも、暗幕に包まれているかのようでなにも見ることができない。多分、闇に眼が慣れても暗すぎて見えないだろう。それが幸運なのか、不運なのかは分からない。

私の口を押さえているレナの手が、グッと力を増す。


「んぷっ」


突如、上に覆い被さられ、下敷きにされた。

脊髄反射で悲鳴が喉を飛び出しかけたが、なんとか踏みとどまる。上に覆い被さったのがレナだと分かっていたからだ。


「静かに」


耳元で囁かれる。もとよりこんな状況でしゃべる胆力は私にはない。

それにしても、しっかりと私の体をホールドしている。私が動揺して、木から落ちでもしないように気にかけてくれているのか。


グシャリ。


少し離れた場所で何かが潰れる音が聞こえた。


「ギョブッ」


木の真下に隠れていたらしい、ゴブリンが喉が潰れたような声を出した。


―――ザッ。ザッ。


梢が風で擦れたような音が鳴った。コカトリスの動く音か、本当に風が吹いただけかは判断がつかない。


時間にして数分だろうか。私には一時間以上に感じたその惨劇は唐突になりを潜め、森が静寂を取り戻す。


数十秒して、騒ぎを察知し隠れていた虫が安心したように鳴き始め、何事もなかったように弛緩したような空気が森に再び降りる。


だが、私はよりいっそう息を潜めた。緩やかになったぶん、乱れた自分の呼吸がよく響いているように感じたからだ。

まだあの魔物は近くにいる。そんな確信があった。


レナが私の上で微かに身動ぎをする。

ピィンと小さく糸が弾かれる音が鳴り、彼女が弓を構えた事がわかった。

弓はうつ伏せになった私の右肩を土台にして横にして構えられる。

狙った方向は多分、最後に枝葉が風で擦れたような音が鳴った場所、つまりコカトリスがいると思われる場所だろう。


魔法のランタンが叩かれ、明かりが灯る。

電球のように一瞬で光が点くことはなく、どちらかと言えばじわりと輝きだすランタンがゆっくりと周りを照らしていく。


私は顔だけあげ、努めて眼を凝らす。

ゆっくりと照らされていく辺りの風景は簡潔に言って、異常であった。

まず、辺り一面に臓物の欠片が飛び散っている、なんて事はなかった。

それを覚悟していた私は一瞬、拍子抜けたような気分になる。

だが気分が落ち着き、よく周りを見る事ができるようになればなるほどそのおかしさが浮き彫りになっていく。


ゆっくりと視界が広がる中でまず、そこらじゅうに落ちた武器が眼を引いた。

ゴブリンが持っていた物だ。逃げるときに投げ捨てたのか、木の根元に多く転げていた。


次に、何ヵ所か地面に違和感を感じた。

ランタンの光は太陽光と違い、色を強く映さないので気付くのが遅れたが、所々質感が変わったような違質感を覚える。


『堅い』のだ。地面から生えた植物に、色あせた光景からでもわかるほど、生き物独特の柔らかさがなかった。

同時に怖気の走る話を思い出す。私のもといた世界で言われていた事だ。


―――コカトリスは人を石に変えるほどの強い呪いを持っているのだとか。


そしてそれを裏付けるように、広がる光によりいくつかの石像が露になる。当然、今まではなかったはずの物である。

それはゴブリンの石像だった。どれもこれも背を向け、逃げようとした所を石にされ、地面に転がっているのだ。


意識せず喉が鳴る。上に覆い被さっているレナも、身を固くしたのが感触でわかった。


ランタンがようやく最大光量に届き、レナの弓が狙う箇所が見えるようになる。

だがそこに、コカトリスの姿はない。

ゴブリンを殺し、満足して去ったのか。

地面に足跡が残ってないか見たが、意外に体重が軽いのかどこにも確認できなかった。


「周りには見当たらないわ。何処に行ったのかは分からないけど……。」


素早く周囲を確認したらしいレナが身をおこし私の上から退くと、ぽんと私の肩を叩く。

それがスイッチになったかのように、私の口から大きく息が漏れる。魔法で口が縫い付けられていたような気分だった。


「あ、あれがコカトリス……。思ってたよりもずっと大き……!」


ずっと大きい。そう言おうと私は振り向き、その体制で固まる。目の前が信じられなかった。


「……?どうしたの、スズナ?」


体が石になったわけではない。だが、体が石にされたような気分だった。


「あ、あの……う、上に……!」


私達がいる大樹の枝、その一本上の枝にコカトリスが、悠々ととまっていた。


図体に見合わず小鳥のように器用に枝をつかみ、ゆっくりとした呼吸と共に茶色の羽をさざめかせ、その嘴はゴブリンの死体をくわえている。


そして、意思疏通の叶わぬ無機質な目は、ただ暗闇に輝いているだけなのに―――間違いなく、私達を見ていると感じた。


「―――ッ!!」


コカトリスが音もなくゴブリンの死体をペリカンのように飲んだのと、レナが振り向き様に複数の矢を放ったタイミングは一緒だった。


放たれた矢は寸分の狂いなくコカトリスの喉元へ伸びるがしかし、コカトリスに生えた羽毛が衝撃を大幅に和らげる。

ふわりと速度を殺された矢は推進力を失い、地に落ちた。


それを悠然と見てから、コカトリスが此方側へその巨大な体を傾けぐっと首を伸ばす。たったそれだけで、私達との距離を潰した。間隔が空いた喉の羽の隙間から一瞬だけ、赤色の肉の地肌が見える。

その喉が、ごくりと怪しく動いた。


「レナさん!」


嫌な予感がして、私はより確実に結界の範囲内に取り込むべく、レナへ飛び付いた。


間髪置かず、コカトリスが私達へ向け大きく赤黒い球体を吐き出した。

それが血だと気付いた時には、すでに結界が発動した後だった。

球体は結界に触れる事で形を崩し、被害を広げようと意思を持っているかのように周囲に飛び散る。


「くぅっ!?」


その塊を受け止めただけで、私は頭に確かな痛みを感じた。

結界がその力を維持するため、魔力を多量に持っていったからだ。ストームバードの雷など目にならない程の消費量に、ただの一発で早くも魔力欠乏の症状が見え始める。


大樹の枝、そのあちらこちらに飛び散った化物の血液は、そのまま煙を吹いて蒸発するかのように消え去っていく。

残ったのは石へと変質された樹皮のみ。


浴びた物質を石化させる、呪いの血。

自然にごくりと喉がなり、冷や汗が落ちる。


幸い、結界が石に変質するなんて目には合わなかった。私はレナの無事を確認する。


「レナさん、大丈夫ですか!」

「なんとか、ね。助かった。ほんとに死んだと思ったわ」


返事をする声は少しだけ、震えていた。

だが、彼女の体の動きに怯えはない。


矢筒から矢を引いたレナの手の周りの空間が、怪しく歪む。身体強化とは別に、魔力がこもった証明。


「『インパクト!』」


叫び、放たれた矢は、今度はコカトリスの足のつけ根辺りに命中する。

再び羽毛に防がれるかと思えたそれは、命中すると同時に衝撃波を発生させた。

矢の着弾点から波紋が拡がるように羽毛が揺れる。


まさか反撃が来るとは考えていなかったのか、コカトリスは驚き、苦しむように鳴く。

内臓にある程度のダメージを与えたようだ。

この調子で、と思ったがレナの手にも矢筒にも矢がもうない事に気付く。

最初に無駄射ちしなければまだ余裕があっただろうに。しかし、どれだけ後悔しようと現実は打ち止めだ。


知ってか知らずか、コカトリスは大きく羽を広げ、此方へ飛びかかってくる。再び矢で射たれる事を嫌ったのかもしれない。

人間くらい軽くつかめる程大きい足で押さえ込もうと、飛びかかってくる。

避ける時間も、場所もない。


――クカココ、コココ!


梢が擦れ、太い枝が軋む。

コンドルのように掴みかかられ、寸前で結界が展開される。

目の前が一瞬コカトリスの獣臭い体でいっぱいになる。


「げほっ!」


ふわりと無重力を感じ視界が回転した、と思った次の瞬間にはすでに、私の体は地面と化物の足に押さえつけられ、身動きできない状況だった。

私達が乗っていた枝が衝撃に耐えきれずに折れてしまい、叩き落とされたようだった。

衝撃に、咳が喉を衝く。


「けっほ、けほ、んく……!」


むせる私のすぐ上に、体重をかけるコカトリスの足がある。ぎりぎりの所で、私は無傷だ。


十数センチ、僅かな間隔を空けて結界が私を守っていた。しかし、結界を押さえ込まれているせいか手足は動かせても、体を大きく動かせない。

それに、魔力が不足しているせいか、次第にその隙間は狭まっていく。


明かりは確保されていた。近くに転がったランタンが、周りの風景を見せてくれる。

少し離れた所に、足場として糸で編まれた布がくっついたままの大きな枝が落ちていた。

枝の近くには私が拾ったナイフもある。光を反射していなければわからなかっただろう。


どうやら私は、コカトリスの左足に踏みつけられ捕らえられているらしい。

身動きがとれない私は助けを求めてレナの姿を探し―――そして、見つける。

その姿を捉えた時、私の胸の内を絶望の影が覆う。


「ぐ……は、離れろ、化物……!」


彼女は私と同じように、右足に捕らえられていた。

両足が押さえられ、コカトリスの右足の下敷きになっている。骨が折れていたとしてもおかしくない。

すんでの所で胴体を捕まれるのを避けたようだが、身動きがとれないのは同じだった。


「『矢よ』!……っく!」


結果的にとはいえ、地面に触れたレナは『矢産み』の加護を使用する。

しかし、作り出した矢をコカトリスは使わせない。執拗にレナを啄み、隙を見て弓を奪い取ろうとしている。


どれだけ知能があるかは分からないが、弓が自分を傷つけた事は分かるらしい。


それをいなすレナは致命傷こそ負っていないものの、細かい傷はどんどん増えていく。

このままでは一瞬の気の緩みで体に大穴が空くか、弓を取られることは間違いなかった。


すこしでも、気を引ければ。

結界を保つ魔力も限界だ。もはや欠乏による頭痛は金槌が頭を叩いているのではと勘違いするほど強い。


なにか、矢を射たせるだけ隙を作るなにかがないかと腕をあちらこちらへ這わせる。

ちくりと、指に刺激があった。手繰り寄せると、それは蛇肉を刺していた串である。

最初に見つけられなかったのは死角になっていたせいだろう。


「こ、このっ!」


もはや何も考えず、全力で串を化物の足に向け突き出した。角質化した黄色い足に僅かに刺さる。

コカトリスが驚いたのか、ぴくりと足が動いた。串を抜くと、人が指に針を刺したみたいにぷくりと血の滴が膨らむ。



だが―――それだけだった。



再び串で突くよりも早く、コカトリスが私に少しだけ、より体重をかけた。


限界ギリギリで保っていた結界は甲高い音を鳴らし容易く砕け―――その足は、私を踏み潰した。

言葉を漏らす暇などない。


「ごひゅっ――か、ふっ……!」


気道が一瞬でふさがり、そこを圧迫された肺の空気が無理矢理に通り抜ける。

肺が弾けたかと思うような激痛と共に、ごぼごぼと、人が溺れているような音がなった。


内蔵が動いた感覚がした。体中の血が指先に押しやられ、風船みたいに膨れる感覚がした。


一瞬で体の中がぐちゃぐちゃになった気がした。


―――こ、れ……死……。


痛い。

私の、体が痛い。


スズナ、と誰かが叫んだ気がした。私の耳には、それが兄の声のようにも聞こえた。

私の意識はテレビのコードを引っこ抜いたみたいに、ぶちりと途切れた。











―――暖かい。



―――風の音が聴こえる。



―――……ここは、どこ?



眼を開けると、雲一つない青い空が見えた。

首を動かすと、泥で作られた地面を埋め尽くすように生えた黄金の稲穂が実っていた。


体を動かそうとして、首から下がぴくりとも動かない事に気付く。

見下ろすと、大の字になった自分の体が半分程粘つく泥に埋まっているのが見えた。しかし、目覚めたばかりの虚ろな頭は危機感を覚えられない。

むしろ、泥に包まれるのは嫌な感触ではない。

暖かくて、母親に守られているような気分だった。


眠い。眠ってしまいたい。

訪れる微睡みの内で、私は瞼を閉じて。


―――スズナ!しっかりして!


どこからか突如聞こえた、レナの声に驚かされる。


―――レナ?


周りを見ても、誰もいない。

体が半分泥に埋まっているのも変わらない。

だが、変化はあった。


どこからか鈴の音が近付いて来ているのが、聞こえていた。


シャン、シャン。


ただの鈴の音ではない。神事に使うような、規則的で荘厳さを感じる音色だ。それを何度も鳴らしながら、誰かが近付いてくる。

鈴の音とは別に、稲穂の間を沢山の小さな生き物が動く音が聞こえた。虫や、小動物をイメージさせる。


シャン、シャン。


音はさらに近付く。黄金色の稲穂の隙間を柔らかな風が抜ける。


シャン、シャン。


やがて、鈴の持ち主は私のすぐ近くに来たようだった。しかし、首を動かしても角度が足りず、その姿を捉える事ができない。


「もう手繰り着いたのか」


妙齢の女の声がした。声は反響し、すぐそばから聴こえるようにも、天から声が降りてくるようにも感じた。

ただ、声の主が鈴の持ち主だという事だけには根拠のない確信があった。

鈴が鳴る。一振りごとに、私の意識が覚醒していく。


「落ち子よ、人の子よ。此処に来るのはまだ早い」


声の主は、状況が読めない私に滔々と語りかける。腕をより大きく振り上げたのか、微かに布擦れの音がなった。


シャン、と鈴が鳴る。呼応して、空が水面のように揺らめく。


「故に、知恵を貸そう。加護を弁える、知恵を貸そう。」


滴の落ちた水面の逆再生のように、何かが空から産まれ落ちた。私の元へ落ちてきている。


「結べ、お前と物を。繋げ、お前と縁を。名を教え、意味を与え、付喪を呼び起こせ。それがお前の加護、お前の力。」


牛乳の滴程に見えたそれはこちらに近づくにつれ、次第にその姿を露にしていく。

それは、龍に近い姿をした魚だった。鱗から目玉まで全てが真っ白で、優雅に宙を泳ぐように此方に近付いてくる。

綺麗だ。私は素直にそう思った。


「しかし、己の限界も忘れぬように。……そうだな、一度だけ餞別をくれよう。名を決めよ。私が代わりに、紡いでやる。」


なにがどうなってるのか分からないが、名前を決めろと言うのなら……それなら、『白魚』がいい。


あの空を何の障害もなく自由に泳ぐ魚のような、『白魚』と名付けてあげたい。

見れば、空を優雅に泳ぐ魚はかなりこちらに近付いてきていた。

この距離で見てようやく、あの魚は白い液体で作られているのがわかった。鱗のように見えたのは、液体のさざめき。


私の返事は、口に出してもいないのに女性に伝わったようだ。

安直な、と溜息混じりに呟かれる。


「……まぁ、よい。このついでに、加護を理解せよ。ほれ」


―――シャン。


女性の吐息に合わせて鈴が鳴る。

埋め尽くさんばかりに地に根をはった稲穂がさらさらと風に流れた。


とくり、と奇妙な感覚がした。まるで、見知らぬ誰かに勝手に私の心臓を動かされたような。

どうやら女性は、私に餞別とやらを渡したらしい。胸の内に小さな違和感を覚える。


その違和感はすぐに優しい暖かさとなり、私の中に残る。


「じきに慣れよう……そら、迎えだ。次はない。慎重にゆけ」


天を泳ぐ魚が、私のすぐそばまで来ていた。

その口を大きく開けて、私を食べようとしている。

だが、恐怖はない。本能が、これは危険ではないと理解しているのだろうか。


私が、地面の泥ごと魚に飲み込まれる直前。


「そして願わくば―――いや、何も言うまい。自分の思う通り生きるがいい」


取り込まれ意識を失う直前、少しだけ透けた白い魚の腹越しに女性の優しい顔が見えたような気がした。

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