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グレート=フコウ及び北夢見がち帝国憲法(フモウ=カルタ)

作者: 架空パンク



序文

本憲法はグレート=フコウ及び北夢見がち帝国国内において至上の効力を持ち、また国民の不毛かつ不透明な不幸せのために機能する。

本憲法の原則は基本的不幸の全国民所有、愚痴の共有、幸福打倒のための全力武装である。この原則に従い、以下の条文を定める。


第一条

帝国における最高統治者は皇帝である。皇帝の選出は大フコウ不幸せ観測所において当代の最高不幸所持者と判断されたものの即位を認めることで行う。また、皇帝は帝国における立法権を所持する。


第二条

帝国における行政権は内閣僧侶大臣が所持する。選出は国民投票によって行われ、その判断基準はより無欲であることとする。内閣僧侶大臣は皇帝に法案を提出する権利、また皇帝の提案する法案に対して拒否権を持つ。


第三条

帝国における司法権は裁判所に属するものとする。裁判官の選出は皇帝によって行われ、より幸福に対して敏感に憎悪を抱くものを選出する。裁判所は皇帝、内閣僧侶大臣に対して断崖裁判を開くことが可能であり、幸福な状態であるもしくは国民に幸福な生活を提供しようとしていると判断した場合はその責任を刑を持って追究する。


第四条

帝国国籍をもつ者の権利についてはこの平等を定める。ただし永続的幸福を所持したものについては一切の権利を剥奪する。


第五条

私有財産所持の自由についてはこれを認める。私有財産の使用用途についてはこの自由は永久に破棄する。認められる用途は同性のみでの活動費用、趣味に関する専門品、不幸共有を目的とする集会の活動費用、生活に必要不可欠な諸費用である。認められない用途は異性が関わる諸活動費用である。


第六条

宗教、思想の自由はこれを認めない。信仰

される宗教は下鴨教のみとし、唯一神かもたけつぬみのかみの崇拝のみを認める。思想においては恋愛不要の概念を含むことを絶対条件とする。


第七条

出版、芸術作品の発表についてはこの自由を猥褻、非猥褻の区別なく認める。また、国民の創作活動に対する弾圧はこれを厳しく禁止する。猥褻な創作活動である場合はより厳しく弾圧を禁ずる。


第八条

政党については退勢欲散会のみを結社として認める。幸福実現を目的とする結社については国力の限りを用いて壊滅させることを定める。


第九条

帝国は自衛のための軍事力を有することを放棄し、他国に侵攻、これを壊滅せしむるための軍事力を優先的に行使する。軍事力については誤爆、誤射、大規模迷惑、逆恨みによる軍事力行使を基本理念とし、これを実現することを定める。




※当国は女性にも広く門戸を開放しているが、入国後いかなる後悔も許されない。


不毛なる者よ、我らがもとへ集え!

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