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35歳、年下御曹司に本気で溺愛されていました  作者: 真夜中さん


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違和感と温度(3)



シャワーから戻ると、


蓮さんが電話をしていた。


「……今日は戻れない。


明日でいい」


低く、冷静で、命令のような声。


テーブルに置かれたスマホが目に入る。


『社長、確認お願いします』


……社長?


視線に気づいたのか、


蓮さんはすぐに画面を伏せた。


「仕事です」


「……会社、やってるんですか?」


少し迷ってから聞く。


「ええ。


小さいですけど」


違和感が胸に溜まる。


この人、何者なんだろう。




「……私、帰ったほうがいいですよね」


そう言うと、


蓮さんははっきり首を振った。


「行くところ、あるんですか」


答えない私を見て、


声を落とした。


「今日は、ここにいてください」


その目は、優しいのに、逃げられない。


「無理に何か話さなくていい」


胸の奥がざわつく。


――まだ信じきれない。


でも、少しずつ、


この人の存在に気持ちが揺れ始めていた。


本人も気づかないうちに。



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