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35歳、年下御曹司に本気で溺愛されていました  作者: 真夜中さん


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違和感と温度(2)



部屋は、無駄がないのに高級感があった。


「シャワー、先にどうぞ」


「い、いえ……」


「遠慮しなくていいですから」


その言い方も、


慣れている。


まるで、こういう場面が何度もあったかのように。


「服、これでいいですか」


差し出されたのは、大きめのTシャツ。


「……私、35歳なんです」


言わなくていいことを口にしてしまった。


「太ってるし、


仕事もなくて……」


胸が痛む。


急になんでこんなことを言う自分すらも分からない。


自己肯定感がここ数日で


かなりなくなってしまったからなのか…


蓮さんは少し驚いたあと、


静かに言った。


「年齢も、体型も、


今は関係ないです」


……今は?


その言葉に、


少しだけ引っかかるものを感じた。



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