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終天の涯てに、君と在る

作者:柊さや
――終わらぬ空と、終わらせない想いを抱いて

すべてを忘れた少女と、その名を呼び続ける青年の旅が始まる。

目を覚ましたのは、灰色の丘。
名前も、過去も、どうしてここにいるのかも――すべて失っていた。

そんな彼女に手を差し伸べたのは、ひとりの青年。
静かに笑うその人は、少女に名前を与え、寄り添いながらともに歩き始める。

やがてふたりは、名の意味と、忘れてはならない祈りに触れていく。

――終わらぬ空と、終わらせない想いを抱いて。
これは、ふたりが再び出会いなおすための物語。

*カクヨムでも投稿しております*
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