1.
なろうを本気でやってみようかな?
なろう処女作だと思って温い目で見ててください
「あ、お化け先生こんちわーww」
お化け先生とは、俺、御影 千華に付けられたあだ名。
髪がボサボサで真っ黒で、八重歯に隈のついた三白眼、おまけに肌が気味悪いほどに白いと来ちゃぁねぇ…。
「こんにちは、東雲くん。」 因みに俺が今挨拶してる相手は、東雲 雄大くん、俺がお化け先生と言われるようになった原因だ。
東雲くんは俺の担当なのだが、とんでもない問題児だ。
不純異性交遊はするし、それを咎めたら今度はゲイバーなんかでアルバイトし始めるのだ。 雄大くんは顔が良いから大丈夫なのかどうか……。
「お化け先生、何考えてんの?」
と、かなり童顔な雄大くんの可愛らしい笑みを見ているとほんと、この子の将来が心配になってくるよ…。
ーーー
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「でさぁ、その先生がさぁ、自分が狙われてることも知らずに俺と会話してくれるんだよぉ? 可愛すぎね?ww」
本日は、こっそり雄大くんが働いているゲイバーを見に来たが、雄大くん、誰のこと話してるんだろう。 このまま聞いてみよ…。
「何て名前なんだい? その教師」
「ちかちゃんw」
「うっわ 女かよ、即落ちだろぉ?」
「いや、男w」
ちかちゃん……って………お、俺…?!
「う…わぁぉ……」 ついつい自分の声と思えぬ声が漏れてしまう
「あっ………ちかちゃ……じゃなくて、御影センセー……聞いてたの?///」
学校の外では御影先生って言ってくれるし、根は優しいんだろうな。
「聞いてたけども、… マジで俺のことなのね…へぇ……。」
「あぁっちかちゃ……御影センセーッ…忘れてーッッッ/////」
見てくれてありがとうございました