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【『魔剣伝説』ティルヴィング.サーガ。】  作者: シマリス
父と子の行く末。【冒険者、龍討伐騎士聖ジークと漆黒の破壊騎士ハル皇子】
25/69

龍討伐騎士(ドラゴン.スレイヤー)聖ジークの勇躍!②

世にも恐ろしき金色に輝く(ゴールデン.ドラゴン)


身の丈三メートル


全長五メートル。


背中にある鈎爪のついた大きな翼を広げた様は『大魔龍』という言葉がピタリとはまる姿だった。


【HP=1500、sta=2000、DEF=1800、Int=1200、推定年齢1000歳。


ランク『SSS』評価[最強]


特技=火炎放射。


スキル=飛翔突撃(ドラゴン.ストライク)




白馬(ペガサスミリオン)の背中で、宝剣アスカロンを抜き放つ騎士、ジーク。


その出で立ちは、高貴な家柄を思わせる様々なエッチングが成された(バーゴネット)に翼が付き


鎧は全身を、くまなく覆う強度な銀色の板金加工されたものだった。


宝剣アスカロンを槍のように真っ直ぐに突き立て白馬(ペガサス.ミリオン)でドラゴンに突進する騎士ジーク。


【HP=97sta=95DEF=61、Int=49、年齢30】ランク『B-Ⅲ』評価[強い]



ドラゴンは、近付くジークに照準を合わせ大きく息を吸った。


(((ゴゴゴゴゴゴーーーーッ)))


ドラゴンの眼が宝石のルビーの様に紅く染まり喉元が光を集めて火の玉のようになった。


『来るなー!』


騎士ジークは、ドラゴンの火炎放射を予期し左へ白馬(ペガサス.ミリオン)を展開させた。


案の定、正面に向けて烈火の如くにドラゴンの口から火炎が放たれ周りの木々はたちまち、燃えて失われた。


危機一髪のところ、難を逃れた騎士ジークは反転しドラゴンの背中に回り込んだ。


彼は白馬(ペガサス.ミリオン)(むち)を入れ、ここぞとばかりにドラゴンの背中へ向けて突進した。


ドラゴンが振り向いた瞬間、ジークは白馬(ペガサスミリオン)大跳躍(ジャンプ)させ


自らはドラゴンの首の背後に飛び下りた。


首を激しく振り、彼を落とそうとするドラゴンに、しがみくつく様は、まるで強い風に翻弄される木の葉のようだった。


ジークは、この機を逃すまじと宝剣アスカロンをドラゴンの急所、後頭部の後ろに突き立てた。


バキーーーーーーーン)))


鈍い音ともに宝剣アスカロンはドラゴンの硬い甲羅に阻まれ吹き飛び、その反動でジークも突き落とされた。


激しく揺さぶられ強い衝撃で地面に叩きつけられたため脳震盪(のうしんとう)を起こし暫く動けなくなったジーク。


ドラゴンは(とど)め[フニッシユ]とばかりに、空高く舞い上がった。


スキル発動!【ドラゴン.ストライク】


空で大きな円を描き滑走でスピードを付けたドラゴンは、倒れ込んで動けないジーク目掛けて急降下を開始した。



ヒューーーーーーーーーン》》》》



ドラゴンの脚の鋭い爪が地面に突き刺さる!


ドドドーーーーーーーーーン))))))


四方に、地響きが轟き、砂煙がモクモクと上がった。


金の(ゴールデン.ドラゴン)は、戦闘が終わったことを悟り、再び道化師の姿へと変容していった。


辺りを見回す道化師は落ちている聖杯を拾い上げ


彼が率いる一行は何事なかったかのように笛を鳴らし港を目指した。


やがて砂煙は海風に運ばれて行った。


ドラゴンが急降下で降り立った大きな穴の残像だけが残っていた。


しかし、そこには騎士ジークの姿は、なかった。


白馬(ペガサスミリオン)の俊敏な働きで間一髪のところ、命拾いをしたジーク。


背中に力なく乗るジークに白馬(ペガサスミリオン)が語りかけた。


『この剣、アスカロンでは金の龍に刃が立ちません……』


『伝説の神の(パラキオン)を手に入れ、雪辱をお晴らしください。』


朦朧(もうろう)とした意識の中でジークは思った。


白馬(ペガサスミリオン)が、喋ったのか……



龍討伐騎士(ドラゴンスレイヤー)聖ジークは、こうして白馬(ペガサスミリオン)と、ともに船でティルナローグの民を追った。


彼らの行く目的地は、ただ一つ。


神の(パラキオン)が眠るエリス.シオン島のドラン連山、(ふもと)、霧の湖。


運命の女神、エリスの糸車は、回された。


こうして1人、また1人と戦乙女ヴァルキリーの元へと集結して行く。




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