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【『魔剣伝説』ティルヴィング.サーガ。】  作者: シマリス
父と子の行く末。【冒険者、龍討伐騎士聖ジークと漆黒の破壊騎士ハル皇子】
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龍討伐騎士(ドラゴン.スレイヤー)聖ジークの勇躍!①

イースト.サラリア王国(現サバナ帝国)。


1年前ー。


王宮の間。


無造作に、王座に投げ出された冠。


それを見つめる二人の人物。


ジーク国王の弟ヒヒイロ侯爵と、国王の妃ザライヤの姿。


ヒヒイロ侯爵が王座の冠を取り呟いた。


『兄上は病弱な、ワシに国政を任せて、また鹿狩りへ出掛ようじゃ……』


ザライヤ妃がヒヒイロ侯爵の手を取り話し掛けた。


『あの人は政治には無頓着(むとんちゃく)な方、侯爵が、この国の舵取りをなさいませ…』


ヒヒイロ侯爵は、ザライヤ妃の目立ってきたお腹を擦って答えた。


『兄上は、もしや、ワシとそなたの蜜月の仲を気付いておられるのでは……』


ザライヤ妃がヒヒイロ侯爵の顔を両手で包んだ。


『ご心配には及びませぬ……あの人は狩りに出ると1年は戻りませぬ。』


『我が国にあった国宝、恵みの聖杯が妙な舞踊団ティルナローグの民とか言う者たちに奪われてというもの


兄上は、すっかり人が変わってしまわれた。』


溜め息を付き王宮の広いベランダへ出るヒヒイロ侯爵。


その後ろに寄り添うようにマジョリカでもあるザライヤ妃が並んだ。


遠く霧に霞む山々の狭間がヒヒイロ侯爵の思いを映し出していた。



………………………………………………☆



その山の狭間を舞踊団を追い白馬で疾走する凛々しい騎士の姿。


龍討伐騎士、ドラゴンスレイヤー聖ジークの勇躍の時が到来した。


聖杯を握りしめる舞踊団の頭が歩みを止めて彼の前に立ち塞がった。


みるみる道化師は金の(ゴールデンドラゴン)へと変容していった!







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