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【『魔剣伝説』ティルヴィング.サーガ。】  作者: シマリス
城塞都市タレントウムの戦い【battle.of.tarentum】
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【城塞タレントウム攻防戦】①ドモフ大隊進軍!!

へーベル河、北のラッシュ平原に陣を敷く征服王ドモフ.ウルワッハ将軍。


彼が率いる軍団の中央天幕では側近たちが、将軍を囲み、これからの行軍進路を確認していた。


中央の一際、大きな椅子にはドモフ将軍、その右、傍らには彼の肩に手を乗せる美女。


魔術師マジョリカであり参謀の才覚にも秀でた女傑。


名は『イージス』


そして三人の隊長。


騎馬隊長、テッサリアン。


長弓射手隊長、ロウドス。


長槍密集重装歩兵隊長、ファランク。


三人の隊長は、元、小国の将軍であったが


魔術師イージスの懐柔策で、国の安泰と身の保身のため


今はドモフ将軍の配下に加わり忠誠を誓っていた。


ドモフ将軍が皆を前に口を開いた。


『これより、名将バルキ.シオン『金龍』が籠る要塞、バスター城を攻めるが………』


『その前に、奴等の補給拠点を奪う。』


気の短い、騎馬隊長のテッサリアンが、それに答えた。


『マグナ.グラエキア地方の経済拠点(タレントウム)でございますね!』


『あそこは、エリス.シオン王国の大きな貯蔵庫でごさいます。』


そこでお調子者の長弓射手隊長のロウドスが口を挟んだ。


『流石は、ドモフ将軍閣下、目の付け所がちがいますなぁ!』


『いや、恐れいりました。』


気の長い長槍隊長が、ボソッと呟いた。


『タレントウムには、鉄、金、麦、そして船がございます。』


『都市を陥落させた後は、この私めに船の預けてくだされば、海軍を編成し


バスター城の背後、へーベル河上流域に回り込み見事、【奇襲】を成し遂げてご覧にいれます!』


ドモフ将軍が、意見の出尽くしたことを見計らい口を開いた。


『このタレントウム攻略作戦は、ここにおる参謀、イージスの進言によるもの。』


『皆も、参謀の意見によく耳を傾け失策のなきよう動いてくれ!』


『これより、参謀のイージスより、各隊の進路の指示がある。』


イージスが前に出てテーブルの上に置かれたエリスシオン王国一帯の地図を広げた。


『今が、まさに攻め時!』


『エリスシオン王国より、どういうわけか、結界が失われておる模様。』


『この機に乗じ、テッサリアン隊長の騎馬隊はタレントウムを急襲!』


『その後、ロウドス隊長の長弓隊が都市の守り!』


『そして、ファランク隊長の長槍隊は奪った船でバスター城の背後から奇襲を仕掛ける!』


『私とドモフ将軍は正面より巨人オーガと魔物ゴブリンの大軍を伴い


近隣の小国を総ざらいし軍用を整えタレントウムへ入る!』


『へーベル河岸から対岸までは、既に巨人オーガにより、大岩で橋を架けてある。』


『ドモフ将軍閣下、出陣の合図を…』


参謀イージスに促され、征服王ドモフウルワッハは、椅子からスクッと立ち上がり腰の剣を抜き高く掲げた。


『いざーーー、出陣!!』






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