迫るドモフ軍団、へーベル河北の戦い。
(((ウォーーーーーーッ)))
見上げるような巨体。
まさに、怒れる鬼獣。
世にも恐ろしき魔物。
オーガが数十体の群れをなし行軍する。
先頭を行く鬼獣の肩には、
余裕の笑みを浮かべ脚を組み
長く細い葉巻パイプをくわえる美女の姿。
瞳はエメラルド、髪はシーョトカット。
肌は、中東人のようで鼻筋が通って
見るからにアラビアの姫を思わせる。
頭に頂く星と月の装飾が入ったティアラは鉄壁の盾の象徴。
彼女の名は 『イージス』
魔物たちを自在に操る魔術師マジョリカである。
【HP=69sta=55DEF=90Int=95年齢21】
特技『鉄壁の盾』、スキル『スピードUP!』
彼女は征服王ドモフ.ウルワッハに秘かに恋心を抱いていた。
ドモフ軍団の先頭を任されたイージスの最初の仕事は
ラッシュ平原とドラン鉱山及びバスター城があるシオンの丘陵地を隔てるへーベル河に橋を架ける事だった。
鬼獣オーガが、その巨体で運んできた大岩をイージスの命令のもと、次々にへーベル河へ投げ込んだ。
これを対岸で、待ち構えていた黄金の龍宰相の二人の腹心。
銀の弓、女戦士アル.テミウスと
【HP=49sta=80DEF=55Int=75年齢14】
飛翔の剣ブリュナークを操る智将アン.スウェラの姿。
【HP=72sta=67DEF=89Int=60年齢18】
アン.スウェラが持つ敵の接近を告げる法の盾
通称『叫びのオハン』が声をあげた。
『アン、オーガの来た!』
二人の腹心は銀の矢と飛翔する剣ブリュナークを構えたが敵は間近に迫っていた。
女魔術師イージスのティアラが輝きスキル発動!
『スピードUP!!』
既に大岩が9割がた対岸まで敷き詰め
れた。
あまりの橋構築の速さに二人の腹心は軍団を、近隣の都市タレントウムへ撤退させた。




