4話ライバル登場!?その名はちゃーはんくん!!
うーん!きょうもいいてんき!
そらはみどりで、たっぷりだなぁ!
「オイ!お前、おこめだな?」
あれ、いまなにかこえが……
「無視してんじゃねえ!こっちだ、こっち!」
そらからこえがふってきてる!?どうして!?
「オラァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァアアァァァァァァァァァァァァァァアアアァアァァアァ!!!!!!!!!!!!」
「うわああああああああああああぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁあああああぁぁぁあああぁぁああぁぁぁあぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあ!!!!!!!!!!」
こえといっしょにだれかがおちてきた!なに!?どういうこと!!りかいふのうりかいふのう!!あたまがおかしくなりゅ!!
「フハハハハ!驚いているなおこめ!俺を覚えてるか?」
だれ?
「だれ?」
「んだとコラァ!俺とお前は同中だ!2年1組、出席番号12番!ちゃーはんだ!」
「うん、さっぱりおぼえてない!もうかえっていいかな?ぼくはおいしそうなおんなのこさがしでいそがしいんだ!」
「待てよ。俺は忘れてねぇぞ?お前が俺にした仕打ちの数々を!」
ほんとうにだれなんだろう。こまったひとだなぁ……。
「体育祭の時、徒競走で次の番は俺。緊張した俺にお前は言ったよな。『にくみのさくらでんぶちゃん、おいしそうだよね』……と」
「あぁ〜!さくらでんぶちゃん。あのこはおいしそうだったなぁ……。さくらでんぶちゃんのでんぶ。ぐふふふふふ」
「あの言葉が、夜眠る前必ず思い起こされる。俺はさくらでんぶちゃんが好きだった。3年のときもそうだ。お前はいつも、俺と同じ子を好きになった。気に入らねぇ、気に入らねぇぞおこめ!殺してやる!!」
「そんなこといわれても、それにぼくはまだきみをおもいだせてない」
なんでこのひとはこんなにおこってるんだろう?まるでいみがわからない。
こわいかおをされても、しっくりこないや。
「なんだとぉ!だったら勝負だ!」
「いやだよしょうぶなんて。おとこといっしょにいるとあじがわるくなる」
「フン!お前は受けるさ。なんせ、勝負のルールは『先に女の子と同じ茶碗に入った方の勝ち』なんだからな!俺はモテるために今までずっと努力してきた。負けるわけがねぇ」
「なんだって!?おい、このぼくにそのるーるでいどんだこと、こうかいするじゅんびをしておくんだね!」
「せいぜいほざいてろこのゲロマズ食品野郎が!」
もてりょくでぼくがまけるなんてありえない。すでにぼくがなんにんものおんなのこにあいされているか、このひとはしらないんだ。
このしょうぶ。ぼくのかちだ!!
読感謝也