新能力者からはじまる異世界転移1話
「ここが世界の塔。この最上階に魔天王がいるわけね」
「はい最上階に 最強の爺ちゃんいます。敵ながら名前良いネーミングセンスだと僕は思います。」
「名前はたしかにいいわね。魔王の神に天使の神と神王」
名前の話をしながらドアを開けるとその広さに女性が驚く
「えーあの最上階まで歩きなの?エスカレーターかエレベーターがいいわ」
「エレベーターってのはですね。人や荷物運ぶのがエレベーターです。そしてエスカレーターは建物内を移動するものなのでこの場合、エスカレーターです。わかりましたか?沙梨さん」
すると階段が勝手に動く
「楽でいいわね ありがとう魔天王」
すると魔天王から返事がくる
「そうじゃろ 魔天王が一番格好よく、言いやすいからの」
「そうですよね。魔王の神 に天使の神と神王 合わせた名前なら魔天王が一番ぴったりですよね。」
説明する少年に、拍手の音が聞こえる
「少年はやっぱりわかっとるわ。そろそろ最後の扉だが前で止めるが、よいか?」
「扉の前で止めてくれるの?普通自動的に吸い込まれるが今回は楽しみたい」
それを聞いた魔天王が笑う
「少年は雰囲気や約束を楽しむ人だからな」
「お爺ちゃんはわかっているね。よろしくねお爺ちゃん 」
話を楽しんでいると扉前に止まる
「これが最後の戦いなります。覚悟決めて行きましょう沙梨さん」
二人で開けた瞬間花吹雪が舞う
「驚いたかの? 座ってお茶菓子でもどうじゃ」
ノリノリのお爺ちゃんが魔天王でいる。
「お爺ちゃんはいいノリですね。 失礼します。 」
少年は腰掛け飲もうする
「お嬢さんも座ってお茶菓子でもどうじゃ 毒などは入れておらぬ」
「では失礼します。」
出されたお茶を飲みほす沙梨
「何なのよこの熱さは可笑しいわよ 」
沙梨は文句言う そして魔天王はコーラを手渡しする
「仕方ないお嬢さんだな 実はの 温いお茶を一気に飲み干すのが体によい言われてるから 特別にこらーを認定じゃ」
少年はお茶菓子をたくさん食べる。
「そちらの少年は飲食するの。 美味しいかの?」
「米煎餅とお茶はたしかに合うからね。 」
食べる少年に笑顔で見る魔天王そして羊羹を出す。
「お嬢さんもどうじゃ こらーを認定じゃ」
沙梨は一口食べる
「たしかに上手いわね 」
「やっぱり戦う前に話して相手の人の良さ感じるのはいいですよね。ご馳走様でした。」
剣を見せ一礼し構える。
「疾風速帝廻」
魔天王が吹っ飛び魔天王の背後を取る祐太
「氷陣魔双斬」
魔天王に黒い氷の破片が舞い散り凍る魔天王
「お願いします。」
すると魔天王の氷が溶ける。
「これで終わりだ 超獄風乱風」
風の強さに雲が耐えきれずに同時に落下した